TOMOS 素敵なコーディネート
1R(23.77㎡)
少ないもので豊かに暮らすシンプリストに、センスある持ち物をお聞きします。今月のテーマは「自分をいたわる、夜の習慣」。残暑や夏の疲れが出てくる時期の、体や心をいたわるリラックスアイテムとは。安達 功さんには、小型プロジェクター、お香、個性的なキャンドルホルダーを紹介いただきました。
text : Asako Sakurai
とてもコンパクトなのに画質がきれいで、壁に映すだけで部屋が一気に“映画館”みたいな空気になるアイテムです。音も思っていたよりしっかりしていて、スピーカーがなくても楽しめるのが嬉しいポイント。
購入のきっかけは、夜、スマホを見続けるのをやめたかったから。目にも心にもやさしい時間をつくれたらと思って購入しました。また「照明を暗くして静かに映画を観る」という行為自体が、癒しをくれる気がしています。
スマホを触る時間がぐっと減りましたね。ベッドに寝転がって、ゆるく映画やドキュメンタリーを流すのが最近のご褒美時間です。
1本の長さが短めで、ちょっと一息つきたいときにぴったり。香りも強すぎず、ふわっと広がる懐かしくてやさしい、自然な金木犀の香りです。
秋の夜道でふと金木犀の香りに包まれた瞬間がすごく心地よくて、大好きな香りを、季節問わず家でも再現したくて探していたところに出会いました。
気持ちが少しざわついた日でも、このお香を焚くと一気に気持ちが静かになります。自分の中に“夜のスイッチ”ができた感じで、眠る前の準備にもなっています。
HAKURO「INCENSE STICKS GLASS/SWEET OLIVE (キンモクセイ)」
一つ一つ表情が違うというところに惹かれました。うちに来た子は少しぽってりしていて、その歪さがなんとも言えず愛おしい。ロウソクの灯りがじんわり透けるのもきれいです。
夜の静かな時間は、ただ照明を落とすだけではなく、柔らかい光で部屋を包み込みたいと思って購入しました。壺のようなフォルムと質感が、空間の雰囲気をぐっと変えてくれます。
光を灯すという行為が“自分を労わる儀式”のようになりました。ちょっとだけでも自分のための空間をつくってあげることで、心に余白が生まれる気がします。
BY HAND「candle holder curra mini」
「goodroom residence」は、1ヶ月単位で契約できる goodroom の マンスリー・シェアレジデンスです。
goodroomがセレクト・造作した家具が揃っているため、新たに購入する必要がありません。一部施設では水回りやキッチンが共有ですが、その分掃除はgoodroomにお任せ!仕事やプライベートに時間を費やせます。
また、広々としたワークラウンジから、サウナやカフェまで、賃貸とは違い共有部が充実しているため、仕事・プライベート共にいろんな過ごし方が実現できます。
賃貸とホテルの中間のような、新しい住まいのサブスク。これまでにない、もっと自由なお部屋探しを始めてみませんか?
櫻井朝子
三宅朝子
goodroom journal 編集部所属。ライター、バーのママなど、いろんなことをしています。行ったことのない街に降り立つととにかく興奮する、街歩き大好き人間。センスがないのでおしゃれなインテリア、お部屋に興味津々。趣味は読書、刺繍、季節の手仕事など。詳しいプロフィールはこちら