single.php

フリーランスの仕事場は、どこがベスト?よく使う場所のメリット・デメリットまとめ

マイ・ワークスタイル Vol.25

シェア
フリーランスの仕事場は、どこがベスト?よく使う場所のメリット・デメリットまとめ

会社や組織に所属せず、自由に働くフリーランス。フリーランスの仕事場って、どこがベスト?実際によく選ばれている場所別に、メリットとデメリットをまとめてみました。

text : Miha Tamura

そもそもフリーランスとは?

フリーランスとは、会社などの組織に所属して給与をもらうのではなく、仕事に応じて自由に契約し、働く人のこと。

主な職種としては

・ 建設業(一人親方)
・ プログラマー
・ 製造業(アクセサリー作家、工芸作家)
・ 小売業(ECサイト運営)
・ 営業代行
・ 講師
・ ライター / デザイナー

など。

形式としては

・ 個人事業主
・ 法人(一人会社)

があります。

フリーランスの仕事場は、登記が必要?

フリーランスの仕事場は、

・ 自宅を仕事場とする
・ 自宅以外の場所で働く

の2つのパターンが考えられます。

個人事業主の場合は登記が必要なく、屋号を表示したり住所を公開する必要がない場合は、自宅を仕事場としても大きなデメリットはありません。
法人の場合には、「本社所在地」を法務局に登記する必要があり一般に広く公開されます。また、居住用として貸し出されている賃貸物件の場合、登記不可とされているケースも多いため、その点も考慮して仕事場を決める必要があります。

フリーランスがよく使う仕事場と、メリット・デメリット

自宅

日本政策金融公庫の調査によると、フリーランスのおよそ6割の人が、自宅を仕事場としています(※2018年3月発表「フリーランスの実態に関する調査」より)。

自宅であれば、開業のためにかかるコストがほとんど必要ないため、まずは自宅からスタートするフリーランスの人が多いことがわかります。

自宅で働くメリット
・ 自宅から仕事場への移動時間・交通費を抑えられる
・ 事務所の賃料や利用料などが不要
・ 家賃や光熱費の一部を経費として計上できる

一方で、家族がいたり、家事に気を取られて自宅では集中できない、気分の切り替えができないなどのデメリットもあります。

自宅で働くデメリット
・ 仕事とプライベートの切り替えが難しい
・ 打ち合わせなどで人を招くのが難しい
・ 運動不足になったり、生活リズムが崩れやすい

「事務所利用可」の物件

法人登記などで登記が必要、ECサイト運営などで住所公開が必要、といった方は、「事務所利用可」の物件を自宅とは別に借りて利用することが多いです。

「事務所」物件のメリット
・ 登記が可能 ※物件によって条件を確認
・ 自宅の住所を公開しなくて良い
・ 人を招きやすい
・ 自宅とは完全に分かれているため集中しやすい

一方で、専用の物件を借りるには、賃料などの固定費にプラスして、敷金・礼金などの初期費用や、内装や設備を整える費用なども必要なため、十分な資金繰りがないと難しいというデメリットがあります。

「事務所」物件のデメリット
・ 敷金、礼金など初期費用がかかる
・ 賃料、光熱費など固定費がかかる
・ 内装や設備を自分で整える必要がある

シェアオフィス・レンタルオフィス

あらかじめ机や椅子、WiFi、コピー機などの設備が整ったレンタルオフィス・シェアオフィスを借りるという方法もあります。自分で物件を借りてゼロからオフィスをつくるよりもコストが抑えられるため、スモールスタートで始めたいフリーランスにとって便利です。

シェアオフィスのメリット
・ あらかじめ必要な設備が揃っていて、初期費用が抑えられる
・ 事業規模にあわせて引越しがしやすい
・ 登記が可能 ※条件を確認
・ 駅前などの一等地を会社の住所にできる

シェアオフィスのデメリット
・ 共用スペースには常に人の目がある
・ 広さに合わせてそれなりの固定費がかかる

「goodoffice 有楽町」のシェアオフィススペース

「goodoffice 有楽町」のシェアオフィススペース

コワーキングスペース

シェアオフィスよりもさらに気軽に利用できるのが、コワーキングスペースです。個室形態のシェアオフィスと違い、フリーアドレス形式で好きな座席を利用するため、固定費も安く、自宅とコワーキングスペースとを併用しているフリーランスの方も多いです。

コワーキングスペースのメリット
・ 費用を抑えて仕事専用のスペースを確保できる
・ ほどよく周りに人がいるため、仕事に集中しやすい
・ フリーWiFiやフリードリンクを利用でき、カフェなどを利用するよりも便利
・ フォンブースや会議スペースなどをオプションで借りられる
・ 複数拠点を使えるところもある

コワーキングスペースのデメリット
・ 登記は不可の場合が多い
・ 混雑時はスペースの確保が難しい場合もある
・ 情報管理に気をつける必要がある

サブスクで利用できるコワーキングスペース「goodoffice coworking」

「“その人らしい”働き方とビジネスの成長を応援するワークラウンジ」をコンセプトとする、goodoffice。

月額18,800円(税込)で東京・大阪・福岡14拠点の goodoffice ワークラウンジがいつでもどこでも使い放題になるプランをご用意しています。

その日の営業先に応じて拠点を使い分けたり、場所を変えることでリフレッシュして仕事ができたり。“その人らしい”働き方の実現をサポートします。

gofukucho-1600x1143

▼最新情報を更新中!

田村美葉

田村美葉

グッドルーム・ジャーナル編集部所属。インテリアやリノベーションが大好きです。goodroom journal の取材を通じて、いつもたくさんのアイディアを教えてもらってます。
詳しいプロフィールはこちら

シェア
フリーランスの仕事場は、どこがベスト?よく使う場所のメリット・デメリットまとめ
この記事を気に入ったら
いいね!しよう
twitterで購読

関連記事

ごきげんな私の働き方 Vol.3

心地よく日々を過ごすために。リモートOLの私の習慣に欠かせない3つのアイテム

素敵に働くひとの、毎日の習慣と、それに欠かせないアイテムをお聞きします。第3回は、リモートでマーケティングのお仕事をされているena_days_さん。早起きを習慣にするために欠かせないアイテム、不調の波を乗り越えるためのアイテムを教えてもらいました。…

軽やかな暮らしのはじめ方 Vol.40

海を見ながらワーケーション。「伊豆まるごとオフィス」エントリースタート!など今週の注目トピックスまとめ

新しいモノ好き、おでかけ好きの goodroom スタッフが、今週気になった新スポットや、注目アイテム、おすすめイベントをまとめます。今週は、ワーケーションカー「mobica(モビカ)」を活用して、好きな場所で働くことができる「伊豆まるごとオフィス」などを紹介します。…

シンプリストの暮らし方 Vol.90

シンプリストのリモートワークグッズ3選。上質なBGMをつくるワイヤレススピーカー、お気に入りのカップなど

少ないもので豊かに暮らすシンプリストに、センスある持ち物をお聞きします。今回は、goodroom スタッフ TAKAYA さんのリモートワークで活躍するグッズ。心地よいBGMをつくってくれるワイヤレススピーカー、仕事のモチベーションをあげてくれるお気に入りのコーヒーカップなどを教えてもらいました。…

シンプリストの暮らし方 Vol.88

シンプリストのリモートワークグッズ3選。HAYのポータブルライト、シンプルなペンケースなど

少ないもので豊かに暮らすシンプリストに、センスある持ち物をお聞きします。今回は、8.4畳の1Kでシンプルに暮らす Woody さんのリモートワークで活躍するグッズ。フォルムがかわいいHAYのポータブルライト、シンプルで丈夫なペンケースなどを教えていただきました。…

spacegray
main_copy
sub_copy
goodroom