TOMOS 下町での新しい暮らし
1R(27㎡)
一人暮らしでも、郊外の広々としたお部屋でゆっくり自分の時間を持ちたい。そんな願いを叶えた、郊外の団地ライクな3DK、和と北欧のテイストをミックスした素敵なお部屋を拝見しました。
text : Miha Tamura / photo : @ko_int
インテリアコーディネートの専門店「スタイリクス」で働く小針さん。
お住まいは、東京郊外にあるマンション。
団地ライクな3DKの間取りで、ダイニング・キッチンと、4.5畳のフローリングのお部屋が2部屋、6畳の和室が1部屋の構成です。
「都心を離れて、静かな環境で広い部屋に住みたいと思っていて。ちょっとレトロで、和風のお部屋がいいな、と思って探していたときに見つけました。
柱などの建具が、グレイッシュなブルーで塗られていて。北欧インテリアでもよく使われている色なんですが、和風と北欧のミックステイストが好きなので、ここにしようと」
ここに住む前には、ワーキングホリデーでデンマークに暮らしていたという小針さん。和のテイストも随所に残るリノベーション3DKに、うまく北欧の家具をミックスして暮らしていらっしゃいます。
「お店で、インテリアコーディネーターとして働いていたときもそうなんですが、まずはお部屋のテーマを最初に決めるようにしています。
このお部屋の場合は、和と北欧のミックス。北欧の中でも、モダンではなくナチュラル寄り、ヴィンテージ系を軸にしています。
例えば、家具の足の形をテーパードで揃えたり、素材もプラスチックや金属は極力入れず、木の無垢の素材とか、コーデュロイなど、カフェっぽいものにしたりと、テーマに沿って揃えています」
お部屋をレイアウトするときは、「自分の生活を見つめ直して、一番優先順位が高いことは何かを考える」ことが大事と、小針さん。
その結果、「広い空間でゆっくり過ごしたい」「ダイニングテーブルを置きたい」という2つに絞れたのだそう。
優先度の高くなかったテレビは隅っこに置いて、ソファでゆっくりくつろげるスペースと、お気に入りのダイニングテーブルを置くスペースを確保しました。
「天井側に何もなくて床面に家具があるだけだと平面的なお部屋になってしまうので、鴨居を最大限活用して、ドライフラワーを飾ったりしています。
照明も、もともとあったシーリングライトではなく、ダイニングテーブルの上にペンダントライトを引っ張ってきています」
新宿からは電車で30分。郊外の広いお部屋に引越してみると、静かだし、人もたくさん呼べるのがよかったと、小針さん。
「仕事中はすごく集中するので、終わった後は切り替えて自分の好きな空間でリラックスしたい。その時間が、ゆっくり過ごせるのがいいかなと思います」
どこよりも一番落ち着く、お気に入りの場所を自分でつくっていく楽しさを、あらためて教えてもらった気がしました。
小針さんのInstagramアカウントはこちら
https://www.instagram.com/ko_int/
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田村美葉
田村美葉
グッドルーム・ジャーナル編集部所属。エスカレーターマニアというちょっと変わった肩書きを持っていますが、インテリアやリノベーションが大好きです。goodroon journal の取材を通じて、いつもたくさんのアイディアを教えてもらってます。