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団地で暮らすミニマリストの「日々の楽しみ」。あえて手間をかけて気分転換

シンプリストの暮らし方 Vol.122

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団地で暮らすミニマリストの「日々の楽しみ」。あえて手間をかけて気分転換

少ないもので暮らすシンプリスト・ミニマリストが、部屋をすっきりと整えるコツと工夫を紹介します。今回は、築47年の団地に暮らすミニマリストが、少ない持ち物でもできるちょっとした気分転換や楽しみについてお話しします。

text : 田村美葉

書いた人:田村美葉

団地で暮らす旅好きミニマリスト。千葉の団地で一人暮らし。リモートワークをきっかけにいろんな街を旅するように暮らしたいとものを持ちすぎないスタイルに。シンプルで合理的な暮らしを目指しています。
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コーヒーを淹れる

今の仕事はフルリモートで、ほぼ毎日、1日中部屋で仕事をしています。仕事と仕事の合間など、ちょっとした時間には、自分で豆から挽いてコーヒーを淹れるようにしています。

持っている道具は、左からオーシャンリッチのコーヒーミル、カリタのミルクフォーマー、ビアレッティのモカエキスプレス、マグカップ用のステンレス茶漉し、MINIMAL WORKS のミニケトル。エスプレッソを淹れたいときはモカエキスプレス、ドリップコーヒーが淹れたいときは茶漉しを使っています。

全自動のエスプレッソマシンに惹かれたこともあったのですが、それだと、ボタンを押すだけで一瞬で作業が終わってしまいます。手動のコーヒーミルは大変で使いこなせなかったのでミルだけ電動でちょっと楽をしていますが、基本的には「わざわざ手間をかける」ことで、コーヒーを淹れている時間だけは頭を空っぽにし、うまく気持ちの切り替えができるようにしています。

直火にかけるだけでエスプレッソが淹れられるモカエキスプレスと、ミルクを泡立てるフォーマーを手に入れてからは、自宅でも美味しいカフェラテが簡単に淹れられるようになり、「家に帰れば飲めるしな」と外出のときにカフェでコーヒーを買うことがなくなりました。

仕事で行き詰まったときに、以前は外のカフェに逃げて作業をすることもありましたが、それもなくなり、道具を一式揃えてよかったなと思っています。

掃除をする

コーヒーを淹れる作業と同じように、仕事の合間によくやっているのが、部屋の掃除です。

こちらも、ロボット掃除機を導入すると自分で動く必要がなくなってしまうため、コーヒーの道具と同様、あえて全自動のものではなく、ふつうの掃除機とふつうのフローリングワイパーを使って掃除しています。

掃除機とフローリングワイパーは、すぐ手に取れる場所にスタンバイ

以前は掃除機をかける作業は嫌いな家事のひとつでしたが、今の部屋では置いている家具の数自体が少なく、何も動かさなくても掃除機をかけることができるので、手間だと感じることはあまりありません。部屋の隅々まで掃除機をかけると、軽い運動にもなるし達成感もあってリフレッシュできます。

また、ストレス発散に模様替えをすることもよくあったのですが、今は代わりに、収納を見直して不要なものを処分したり、中身を入れ替えて使い勝手をよくしたりといった、整理整頓をよくしています。模様替えをするとつい新しい家具やインテリア小物が欲しくなってしまったりしますが、整理整頓をするだけならお金もかからず、十分やりがいがあって満足できることに気がつきました。

外を眺める

今住んでいる部屋は、同じ団地の中でも抜群に眺望がいいのが自慢です。冬の天気のいい日には富士山まで見ることができます。私の部屋探しの際の最優先事項が「眺望」で、かつ、「曇りガラスではないこと」を条件に選んだため、窓際にデスクを置き、毎日眺めています。

団地は敷地内に緑が多いので、部屋に観葉植物を置いていなくても季節の移り変わりが感じられるのもいいところです。これも、全くお金をかけずに楽しめる娯楽のひとつと考えています。

団地で暮らすミニマリスト、「自炊のコツ」はこちら:団地で暮らすミニマリストの「自炊のコツ」。ルールを作って無理なくまわす

インテリアのルールはこちら:築47年の団地に暮らすミニマリスト。「お金をかけすぎない」インテリアのルール

シンプルに暮らすためのコリビングレジデンス「goodroom residence」

「goodroom residence」は、1ヶ月単位で契約できる goodroom の マンスリー・コリビングレジデンスです。

家具・家電が揃っているため、新たに購入する必要がありません。また、広々としたワークラウンジからサウナやカフェまで、賃貸とは違い共有部が充実しているため、仕事・プライベート共にいろんな過ごし方が実現できます。

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