TOMOS リモートワークに徹する
1R(25.23㎡)
急に高価なものを買ったりするのではなく、じっくり“今”の自分に合うものさしでモノを選んでいきたい。海外でも通じる日本の普遍的な良さをまとったやきものたち。それらを販売するクラフトフェアが1月9日より開催です。
text : ASAKO SAKURAI
部屋に求める条件が、家賃や駅からの徒歩分数ではなく、「自分らしく過ごせる部屋かどうか」に変わっていくように、わたしたちの価値観は、年齢を重ねるにつれ少しずつ変化していきます。
日ごろ買うモノにおいても、値段やブランド名ではなく、「本質的に良いものか」を自分に問いかけることが増えてきました。
きっと同じような価値観を持つ、goodroom journal読者の方に今回ご紹介したいのは、1月9日より開催されるクラフトフェア「TRADITIONAL MODERN CERAMIC」です。
このフェアは、n-crafts@metrocs(エヌクラフツ アット メトロクス)が日本各地で出会った、伝統的でモダンなやきものを提案してくれるもの。
n-crafts@metrocsは、日本の伝統工芸による優れた商品をあらためて見直し、独自の「良質な製品」というコンセプトのもと、生活をより豊かに彩る食器や布製品、知育玩具などの小物類を主体として販売しています。
また会場であるMETROCS(メトロクス)は、日本やヨーロッパに誕生した歴史あるデザインプロダクトを取り扱うインテリアショップです。
これまでも、消費されていくデザインではなく、年月が経つほどに存在感が増す普遍的なモノを紹介してきました。
今回のフェアでは、歴史を受け継ぎ、地域に根付いてきたものづくりのスピリッツや、職人によるクラフツマンシップを強く感じる工芸品でありながら、さまざまな様式の中で暮らす私たちの生活にも自然になじむ、シンプルで美しいデザインが各地から集められています。
このプロジェクトでは、ヨーロッパをはじめとする海外への紹介と、その先の人々の生活に受け入れてもらうことを念頭にスタートし、これまで数年にわたって行われてきた海外出展での経験を踏まえた選定をしています。
2020年1月には、フランス・パリで催される展示会「MAISON&OBJET(メゾン エ オブジェ)」においても、同セレクションの発表を行われる予定です。
時代や国などの様々な垣根を超え、普遍的な良さをもつ日本の「やきもの」。価格も1,300円~とかなりお手頃です。
これから先、自分の軸をブラさずに何事も考えていけるように。新年の幕開け、自分自身へや大切な人へのプレゼントに、ぜひ手にとって確かめてみてください。
TRADITIONAL MODERN CERAMIC
会期:2020年1月9日(木)~2月8日(土) ※水・日曜日、祝日が定休日です。
月・火・木・金曜 12:00~18:00、土曜 12:00~19:00
会場:メトロクス 東京店 東京都港区新橋6丁目18-2
http://metrocs.jp/n-crafts/blog/?p=15515
櫻井朝子
三宅朝子
goodroom journal 編集部所属。ライター、バーのママなど、いろんなことをしています。行ったことのない街に降り立つととにかく興奮する、街歩き大好き人間。最近リノベマンションに引っ越したばかりなので、街だけでなく、室内の住環境を整えていくことにも興味津々。部屋中無印。