梅田から15分、でも落ち着いて暮らせる街、豊中・蛍池。静かな街に隠れる魅力とは

2024年11月に新しく完成した「goodroom residence 大阪豊中」周辺の街をご紹介するため、初めて大阪の豊中・蛍池エリアを訪れました。

豊中エリアについては「伊丹空港が近い」程度しか知りませんでした。そんな初めての街を歩くなかで見つけたお店や、街の雰囲気について、写真とともにお伝えしていきます。

大阪「蛍池駅」の魅力とは？

「goodroom residence 大阪豊中」の最寄り駅は蛍池（ほたるがいけ）駅です。goodroom residenceから閑静な住宅街を10分ほど歩くと、駅が見えてきます。

阪急宝塚線と大阪モノレールが乗り入れており、関西の主要エリアへスムーズにアクセスできるのが特徴です。大阪の中心地である「大阪梅田駅」までは急行で3駅、約15分ほど。新大阪や難波へも行きやすく、京都や神戸方面へも1時間ほどでアクセス可能です。

一方、大阪モノレールに乗れば「万博記念公園駅」に15分で行けます。広大な公園でピクニックしたり大型ショッピングモールで買い物したりと、休日を満喫できます。私も時々ピクニックをしに行きますが、のんびり開放的に過ごすにはぴったりな場所です。

また少し足を伸ばせば「門真市駅」にも行けます。門真市駅の近くにはコストコとアウトレットモールがあり、ショッピングにはうってつけな場所です。私の家からは少し遠いのですが、こちらも定期的に行きたくなってしまいます。

蛍池駅の近くに住めば「都会で買い物を楽しみたい」「自然を感じながらゆっくりしたい」など、さまざまな過ごし方を叶えられるはず。さらに、伊丹空港へもモノレールで1駅と、全国へのアクセス性にも優れた駅です。

駅の周囲は落ち着いた雰囲気で、歩くとすぐに住宅街に出ます。学校や病院も近くにあり、治安は良さそうです。私が訪れたときには駅の周囲にタクシーも常駐していたので、荷物が多い日や雨が激しい日はタクシーに乗って帰れそうだなと感じました。

商業ビル「ルシオーレ」と直結しているため生活に便利

蛍池駅の目の前には「ルシオーレ」という商業施設があり、屋根付きの通路で直結しています。天候を気にせず買い物や用事を済ませられるのは便利ですね。

館内にはスーパーやドラッグストア、本屋、スターバックス、さらには図書館などが入っています。生活に必要な買い物はすべてここで完結しそうです。

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蛍池駅周辺のおすすめスポット4選

白い外観が目印のカフェ「ナナカマドール」

蛍池駅の西側エリアの細い路地裏を進んでいくと、白い外観と小さな看板が目印のカフェ「ナナカマドール」が見えてきます。住宅街の中にある白い壁の建物がかわいらしく、まるで隠れ家を発見したときのようなワクワク感を味わえます。

店内は2人がけのテーブルが2つと、少し大きめのテーブルが1つというコンパクトなスペースですが、圧迫感はまったくありません。お店に入ると洋菓子のような甘い香りがふわっと広がり、壁にはアンティークの食器や雑貨が並びます。

今回いただいたのは、季節ごとにアレンジされるパフェ。アイスやクッキー、ゼリーなどが盛り付けられており、オーナー曰く「少し溶けかけたアイスと混ぜながら食べると、新しい味が楽しめますよ」とのこと。

食べてみると甘さのバランスが絶妙で、ヨーグルトのような爽やかさも感じられます。最後の一口まで飽きずに、スッキリといただけました。コーヒーの苦みも程よく、カフェ巡りが好きな方はぜひ訪れてほしい一軒です。

街の人に愛される隠れ家イタリアン「菴（いおり）」

同じく蛍池駅の西側にて、ひっそりと営業しているイタリアンレストラン「菴（いおり）」。ネットの口コミでは「通いたいお店だけど、人に教えるのは惜しい」という声があるほど、地元の方々に愛されているようです。

カウンターとテーブル席が少し、といった小さなお店ですが、一人ひとりのスペースに余裕があるため、落ち着いて食事を楽しめます。

訪れた日は店主おひとりで調理から配膳までこなしていましたが、忙しそうなそぶりをまったく見せません。手際よく、しかし丁寧に料理を仕上げていく様子が印象的です。

料理はどれも非常に美味しく、素材の味わいを活かしながら、一皿一皿丁寧に作られているのが伝わってきます。特に感動したのが、白菜や菊菜、しめじなど、さまざまな食材が入ったパスタ。それぞれの香りや食感がしっかり残っているのに味が散漫にならないバランスのよさに驚かされます。

そのことを店主に伝えると「そりゃあ、喧嘩は良くないですからね。人も料理も。」と笑いながら答えてくださいました。

200以上の店舗が並ぶ「石橋商店街」

「ナナカマドール」さんでお茶をしてから夜ご飯までは少し時間があったため、隣の駅まで遊びに行ってみることにしました。

蛍池駅から阪急宝塚線で一駅隣にある「石橋阪大前駅」。駅名が示すように、大阪大学の豊中キャンパスが近い学生街としても知られています。

駅前には「石橋商店街」という大きなアーケード街があり、その店舗数はなんと200を超えるそうです。八百屋や肉屋などの昔ながらのお店から、カフェや雑貨店まで多種多様。一度歩いてみると、街の活気が伝わってきます。

毎月18日には「おはこ市」と呼ばれるイベントが開催され、各店舗が自慢の商品を特別価格で提供するというユニークな企画も楽しめるそうです。

商店街には屋根がついているため、雨の日でも気軽に立ち寄れるのが嬉しいところ。夕方以降もアーケードのおかげで明るく、歩きやすい雰囲気でした。

クラシカルな味わいのプリンが魅力「やっとpudding」

石橋商店街を歩いた先にあるプリン専門店「やっとpudding」。テイクアウトもできますが、2階にはイートインスペースもあるそうです。

今回は、「やっとプリン」と「ラテプリン」の2種類をテイクアウトしました。どちらもやや硬めで、クラシックなプリンを思わせる食感が楽しめます。

「やっとプリン」は甘めのカラメルが特徴的で、どこか懐かしい味わいです。一方「ラテプリン」は、プリンの甘さとほろ苦いコーヒーゼリーとのコンビネーションがばっちり。あまり甘いものが得意でない人でも、きっと美味しく食べていただけそうです。

“ちょうどいい”暮らしを楽しめる

今回ご紹介したお店で出会った方々からは「なぜわざわざこの街に遊びに来たの？」と驚かれました。でも決して「人が少ない」「衰退している」といった印象の街ではありません。

きっとそれだけ、「暮らすための街」として多くの人に定着しているのだろうな、と思います。

そのため、よく大阪のイメージとして言われがちな「道頓堀」や「通天閣の周辺」とは、雰囲気が全く異なります。しかし落ち着いて暮らしながらも、大阪や関西各所へのアクセスにも優れているため、遊ぶ場所や働く場所も自由に選べそうです。

「都会まですぐ行ける便利さも欲しいけど、静かで落ち着いた街で暮らしたい。」

この街なら、そんな“いいとこ取り”の暮らしができるかもしれません。

「goodroom residence 大阪豊中」が2024年11月にオープンしました

初の関西拠点である「goodroom residence 大阪豊中」は、2024年11月にオープンしました。4種類のお部屋で、ホテルと賃貸暮らしの”いいとこ取り”な生活を楽しめます。

入居申込は、goodroomが提供するホテル暮らしサブスクリプションサービス「サブスくらし」からどうぞ！