ゆらり風に揺られて
1LDK(45.98㎡)
庭や駐車場があり、自由度の高いテラスハウス・戸建ての物件。憧れるけど、住むときに注意することはどんなことがある?テラスハウス・戸建てのメリット&デメリットと、選ぶときのポイントをまとめてみました。
text : Miha Tamura from goodroom journal
戸建て住宅は、1棟まるごと、敷地内全てが自分のもの。
テラスハウスは、戸建て住宅が繋がった状態で建築されたもので、1階から上階まで全てが自分のお部屋です。
全ての階を占有できるため、上階の音が気にならず、また下の階への騒音も気にしなくてよいのが大きなメリットです。特に、小さなお子さんがいらっしゃるご家庭や、ペットのいらっしゃるご家庭では、走り回る足音を気にされることが多いと思いますので、これは大きなポイントですね。
専用の庭がある戸建て、テラスハウスなら、自宅でガーデニングや家庭菜園など、おうちでできる趣味の幅が大きく広がります。
戸建て・テラスハウスの賃貸は、駐車場つきのものも多いです。
そのため、ファミリー世帯はもちろん、キャンプなどアウトドアが好きな人たちにも選ばれることが多いです。
重い荷物をすぐに家の中に入れられるのは、メリットが大きく、駐車場代や交通費の節約になることも。
オートロックや防犯カメラなど、マンションについているセキュリティ対策は戸建ての場合、ないことが多いです。
窓につけられるタイプの防犯対策グッズを活用するなど、自分で実施する必要があります。
また、マンションであれば共用部の清掃は管理会社が行いますが、戸建ての場合は、庭や玄関からの通路を含め、敷地内の清掃も、自分で行うことになります。
戸建てやテラスハウスは、どちらかというと都心エリアよりも郊外、駅近よりも駅から少し離れた地域に多いです。
都内の人気エリアではかなり数が少ないので、エリアを絞り込みすぎずに探すか、気長に待つ必要がありそうです。
戸建てが建ち並ぶエリアの場合、賃貸か持ち家かに関係なく、町内会への加入を求められるケースがあります。
町内会費を払ったり、ゴミ捨て場の管理の当番などを担当するなどが必要です。
逆に言えば、近所の方との繋がりが持ちやすく、よい関係を作っていれば安心して暮らせますよ。
戸建て住宅は木造の場合が多く、また1階もあるので、台風による浸水、土砂崩れ、地震など災害への警戒は必須です。
自治体が用意している「ハザードマップ」で、住みたいエリアに想定されている災害や、避難所の場所などが確認できるので、部屋探しの際にチェックするとよいでしょう。
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戸建てやテラスハウスの多いエリア、特に駐車場つきの場合は、日常の買い物でも車での移動が前提となる場合も多いです。
駅からの距離だけでなく、スーパーやホームセンター、病院など、ふだん使う施設へのアクセスを確認しておきましょう。
賃貸目的で作られたマンション・アパートと違って、戸建ての場合は、大家さんが利用していない期間のみ借りることができる「定期借家契約」となっているものも多いです。その場合は、契約可能な年数をあらかじめ確認しておく必要があります。
戸建てでの生活は、マンション・アパートより自由な部分も多く、より暮らしを楽しみたい方におすすめです。
購入するのとは違って、引越しも自由ですから、「合わないな」と思ったらまた住み替えるのもありです。
グッドルームでは、リノベーションや新築デザイナーズの戸建ても多く取り扱います。
自分にぴったりの戸建て・テラスハウスを、ぜひ探してみてくださいね。
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田村美葉
田村美葉
グッドルーム・ジャーナル編集部所属。エスカレーターマニアというちょっと変わった肩書きを持っていますが、インテリアやリノベーションが大好きです。グッドルーム・ジャーナルの取材を通じて、いつもたくさんのアイディアを教えてもらってます。役得。