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築49年の黒い柱とイギリスアンティーク。43㎡2DK 和洋折衷のインテリア

私らしく暮らす。賃貸インテリア Vol.465

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築49年の黒い柱とイギリスアンティーク。43㎡2DK 和洋折衷のインテリア

ギターやホルンの講師としても活動されている永井さん。前の住まいが取り壊しになり、急遽探すことになった新居。決め手となったのは、築49年のアパートに残る「黒に近い焦茶色の柱」でした。イギリスアンティークの家具と、日本の古い和室を融合させ、「大正ロマン」な世界観を作り上げている一人暮らしの2DKを拝見しました。

text & photo : Tsubottle

PCと楽器が馴染む「和洋折衷」の書斎。イギリスアンティークで作る作業空間

現在の住まいは、43㎡の2DK。インターネットの物件サイトで見た写真は柱が白や茶色でしたが、不動産屋で見せてもらった写真だけ柱の色が濃く、「こんな色の部屋があったんだ」と内見を即決されたそう。

玄関入ってすぐ、キッチンとの間に設けられた室内窓にもレトロな感じがひしひしと。
永井さんはここに部屋の電源スイッチを置いて、帰宅時にすぐ室内の電気がつけられるようにしているそう。
そんな渋い内装の部屋で、永井さんが一番のお気に入りの場所として挙げられているのが「PC・音楽部屋」です。
部屋の主役となっているのは、PCデスクとして使われているイギリスアンティークのドローリーフテーブル。
「アンティーク家具はメンテナンス済みだと30〜40万円することもありますが、ネットで探して現状渡しのものを5万円ほどで見つけました。サイズも雰囲気も、今の部屋にはこれしかないと思い購入しました」
PCやスピーカー、楽器のアンプなどは無機質なデザインになりがちですが、永井さんはそれらを「黒(無彩色)」で統一することで、濃い茶色のアンティーク家具と馴染ませています。
USBポートは両面テープを使って、デスク下に見えないよう設置。
天板の奥にはマグネットシートを使って、機材を貼り付けることで机上に置かなくてよいようになっていました。
モニター裏には間接照明を設置。夜にはムーディーな大人の隠れ家のような雰囲気が漂います。

現代的な趣味とレトロな空間が、絶妙なバランスで共存する書斎です。

台所は「読む・飲む・くつろぐ」場所。古道具とドクターチェアで楽しむお茶の時間

永井さんの住まいでは、ダイニングキッチンもお部屋の雰囲気と選ばれたインテリアが心地よく共存する空間。「台所で本を読みながら、お茶と和菓子でゆっくり過ごす時間が好きです」

そう話す永井さんがダイニングチェアとして選んだのは、なんとアンティークのドクターチェア。
「最初はデスクチェアとして購入したんですが、長時間作業するには座り心地が硬くて(笑)。でも見た目はすごく気に入っているので、ダイニングに置いてみたら高さもちょうど良く、くつろぐ場所として定着しました」
台所には他にも、食器棚などでこだわりの古道具が並びます。
「ガラス扉の本箱は、2種類のガラスが使われていて、扉を開けた時の音も好きです。食器棚として使われていたもののようですが、本やDVDを収納して部屋の雰囲気作りに役立っています」
ダイニングテーブルは、現在アンティーク「風」の円卓を使用中。
「和菓子は脂質が低くて健康的」という理由もあり、ここで季節の和菓子とお茶を楽しむのが日課だとか。

古いドクターチェアに腰掛け、読みかけの本を開く。まるで純喫茶のような時間が流れています。

和室にベッドを置く憧れのスタイル。素材選びで貫く「大正ロマン」の世界観

もう一つの和室は、寝室として使用。ここには永井さんが「ずっとやりたかった」というスタイルがあります。

「和室にベッドを置いて、大正ロマン風にするのが憧れでした。ヤフオクでたまたま見つけたイギリスアンティークのベッドフレームは一点もので、サイズも部屋にぴったり。迷いましたが、この機会を逃したら出会えないと思い購入しました」

畳の上に赤いラグと重厚な木のベッドが置かれた空間は、まさに和洋折衷。
この世界観を崩さないために、永井さんにはあるルールがあります。 「プラスチックや金属、レザーといった素材はなるべく置かないようにしています。木や布、ガラスといった素材の分量を増やすことで、昭和レトロともまた違う、大正ロマンな雰囲気を目指しています」
築49年ゆえに「夏は暑く、冬は寒い」という悩みもありますが、PC部屋にサーキュレーターや寝室にラグを敷くことで対策。不便さも工夫で乗り越えながら、理想の空間を追求されています。

「今後はキッチンとPC部屋の仕切りに、ガラス扉の建具を入れたいですね。ダイニングテーブルも、いずれは本物のアンティークに買い替えたいと思っています」
住み始めて4年目、まだまだ「発展途上」と語る永井さん。

黒い柱のあるこの部屋で、和と洋、今と昔をミックスさせた独自の部屋づくりは、これからも深まっていきそうです。

永井さん(@ryu.flat)のInstagramアカウントはこちら
https://www.instagram.com/ryu.flat/

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Tsubottle(つぼとる)

Tsubottle(つぼとる)

福岡県出身。アメリカはポートランドで写真を始め、京都・東京・福岡を中心に全国へ素敵な住まいと人の物語を記録と記憶に残しながら旅をする写真家。あなたのお住まいにもぜひ。コーヒー、ビール、美味しいご飯があれば、どんな場所でも幸せに暮らせるタイプです。
Instagramはこちらホームページはこちら

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