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goodroomが目指す「どこにもないふつう」とは?ライフスタイルレジデンスをつくる理由を聞きました

軽やかな暮らしのはじめ方 Vol.44

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goodroomが目指す「どこにもないふつう」とは?ライフスタイルレジデンスをつくる理由を聞きました

goodroomが手がける”あたらしい住まい”である「goodroom residence」。なぜこれまでにない物件をつくり続けるのか。その理由をグッドルーム株式会社代表取締役の小倉さんに尋ねてみました。

text:RYO ODA

goodroomが培ってきた技術を活かし、企画からリノベーション、運営まで手がける「goodroom residence」。多様な暮らしを実現するための”あたらしい住まい”として、現在6つの物件を公開しています。

サウナやワークラウンジを共用部として利用でき、「賃貸とホテルのいいとこ取り」な暮らしを楽しめます。

goodroom residenceへの入居方法は、サブスクリプションサービスの「サブスくらし」にて住みたい物件を選ぶだけ。審査や初期費用なしで、好きな期間、好きな場所で暮らせます。

2024年4月には新たに「goodroom residence 調布国領」がオープンしました。6月には本格的なサウナ「グッドサウナ調布国領」も共用部にオープン。部屋から数分でサウナを楽しめる生活が実現できます。

今までにない生活が楽しめるgoodroom residenceをなぜつくるのか。新しい暮らしを提案し続ける理由について、グッドルーム株式会社代表取締役の小倉さんにインタビューしました。

グッドルーム株式会社代表取締役の小倉さん

シェアするからこそ叶えられる、新しい暮らし

―6月には「goodroom residence 調布国領」がオープンしました。これまでにない新しい暮らしが実現できるgoodroom residenceも、続々と物件数が増えていますね

そうですね。日常的に本格サウナやカフェが利用できる「goodroom residence 調布国領」、無印良品がデザインを監修した「goodroom residence 保土ケ谷」と、今までの賃貸暮らしとは大きく違った物件をつくってきました。

これからも、まだまだ物件数は増やしていきたいところです。

無印良品がデザインを監修した「goodroom residence 保土ケ谷

―数年前までは、サウナやワークラウンジが共用部として利用できる物件はあまりありませんでしたね。

「所有」だけではなく「シェア」の価値観が広まってきているのを感じます。

前までは、大きな家や高級な車を所有するのがステータスになっていました。でもいまは「必要なものはみんなでシェアしよう」という考え方もメジャーになってきていますよね。

街に出ればシェアバイクを利用する人の姿もよく見ますし、車もシェアする時代になりつつあります。サウナやワークラウンジがある生活も、自分で所有するのではなくみんなでシェアすれば、実は意外と手が届くものなんです。

―たしかにgoodroom residenceに住むための費用も月8万円〜と、実は手の届きやすい価格設定ですよね。

持ち家や賃貸物件に「木をふんだんに使ったアーチ型サウナ」や「無印良品がデザインしたワークラウンジ」をつくろうとするとかなり大変ですよね。でもみんなで使えるなら、少しずつお金を出し合えば実現できます。

新しいだけでなく「どこにもないふつう」を

―ではこれからも、賃貸や持ち家とはまた違った新しい暮らし方をどんどんつくり出していきたいと考えているのでしょうか?

そうですね。でも、ただ新しいものをつくるのではなく「どこにもないふつう」をつくっていけたらと思います。

―「どこにもないふつう」……?

goodroom residenceが「新しい暮らし方」として注目される機会もあり、とてもありがたいと思います。非常に嬉しいことですが、数年後にはgoodroom residenceでの暮らしもひとつの「普通」になればいいですね。

賃貸や持ち家だけでなく、その他の選択肢としてもっと気軽に選んでもらえるような、そんな暮らし方をつくっていけたらいいなと思います。

たとえば、今ではリモートワークも以前よりかなり浸透していますよね。数百km離れた場所でWeb会議をするのも、今となっては特段珍しいことではないと思います。

でも新型コロナウイルス感染症が流行する前は、そのような会議スタイルはここまで広まっていませんでした。ほとんどの会社で、離れた場所から会議するという選択肢すらなかったと思います。

それが今となっては普通の光景になっている。そのような「どこにもないふつう」を、暮らしや物件選びにおいても実現していきたいですね。

―ただ新しいだけではない、ということでしょうか

そうですね。一部の人だけが楽しむキラキラした生活というよりも、もっと色んな人たちが気軽に選んでくれるような暮らし方をつくっていけたらと思います。

そのために、goodroom residenceの物件数はこれからも積極的に増やしていく予定です。東京の一部だけでなく、東京の色々な地域、さらには京都や大阪など、さまざまな場所でgoodroom residenceを選べるようになるのが理想ですね。

家でも職場でもない「第三の居場所」

それだけでなく、色々な居場所をつくることも大切にしたいです。サウナやワークラウンジも、最近の流行のひとつではあるかもしれません。しかし根底にあるのは「家と職場だけでない居場所を提案したい」という考え方です。

暮らす場所としての家、働く場所としての職場だけじゃなく、もっと自分らしくいられたり、時には誰かと一緒に過ごせたりする場所があってもいいんじゃないかと思いますね。

新たに一人暮らしを始めるとしても、ひとりで過ごす部屋しかないのも寂しいと感じる人もいるかもしれません。その一方で、ずっと誰かと暮らすシェアハウスもなかなか選びづらい人もいるでしょう。

だったら、家とはまた違った居場所を同じ建物内につくってみるのも、ひとつの選択肢だと思うんです。自分の気分に合わせて自由に使える「第三の居場所」があれば、精神的にもプラスの効果があると考えています。

ですが、シェアハウスのような場所を目指しているかと言われると、そこは少し違うように感じます。

もちろん、誰かと日常的に楽しくコミュニケーションがとれるシェアハウスのような生活も素晴らしいです。でもgoodroom residenceで目指しているのは、もっと個人のスペースを大切にできる住まい。ひとりひとりが自分なりのサードプレイスを見つけられるような場所にしたいです。

だからこそ、シェアハウスではなく「賃貸とホテルのいいとこ取り」が理想的です。シェアハウスのようにみんなで分け合うのではなく、ホテルのような「滞在者同士の適度な距離感」を残したいと考えています。

コミュニティを強制的に作ろうとはせず、「個人の生活を充実させる」感覚は大切にしていきたいですね。

当たり前に縛られず「大事なこと」を大事にできる暮らし

―もしgoodroom residenceでの暮らしが「普通」になれば、どんな変化があるのでしょうか。

もっと「大事にしたいことを大事にできる」ようになると思います。

こうして言葉にすると少し大げさに感じてしまうかもしれません。でもgoodroom residenceや「サブスくらし」がもっと浸透して、住む場所や暮らし方が自由になれば、大事にしたいことがもっと見つかると思います。

たとえば「しばらく仕事が忙しくなりそうだから、会社の近くに住んで通勤時間を減らそう」「自然に触れたい気分だから、もっと緑が豊かな街に行きたいな」など、サブスくらしなら生活や自身の気分に合わせて、色々な暮らし方が選べるようになりますよね。

仕事や自分の気分、家族との生活など、実は何を大事にしたいかは状況によって少しずつ変わっているはずです。でも、住む場所は数年間固定されているのがまだ当たり前。したがって、そのようなニーズを満たそうと考える人はそもそも少ないでしょう。

リモートワークの例に戻りますが、かつては東京や会社の近くで暮らすのが当たり前でした。しかしリモートワークが普及したことにより、本当に暮らしたい場所を自分で選びたいと考える方も増えたと思います。

新たに生まれた子どものために、東京の大都会よりのんびり生活できる場所に引越すのも良いですよね。あるいは、ずっと住んでみたかった地方でしばらく生活するのも楽しそうです。

「当たり前」を取り払って自由になったとき、その分大事にできることがきっと増えていくはず。

でも今までは賃貸暮らしという常識が、暮らし方を制限してしまっていたかもしれません。ならば、物件や暮らしを提案する側である私たちが、システムや常識を変えていきたいなと思いますね。

―ただ新しいだけでなく、なんだか心が踊るような未来ですね

ただサウナが使える、もしくはおしゃれなラウンジが使えるだけでなく、もっと生活の充実度、ひいては生き方の充実度を高められたらいいですよね。

自分の生活や価値観に合わせて自由に暮らし方を変えられれば、もっと心から満たされるようになると思います。

そのために必要なものを、もっと提供していきたい。これからもさまざまな暮らし方を叶えられるものをつくり出していきます。

初期費用ナシ・おしゃれな家具・家電付きの「goodroom residence」

賃貸の初期費用や、家具の移動費を考えると、好きな時に好きな場所に暮らすなんて、できやしない。
だからといってホテル暮らしは少しハードルが高いし、やっぱり時々料理もしたい。

そんなモヤモヤを解消する、”賃貸とホテルのいいとこどり”な物件をgoodroomが作りました。

全部屋、初期費用不要で、おしゃれな家具・家電付き。サウナや無印良品が監修したワークラウンジなど、充実した施設が利用可能な物件も選べますよ。

身軽に2週間から住めるホテル・マンスリーのサブスク「goodroom サブスくらし」

「goodroom サブスくらし」は、月額69,800円から、家具・家電つきのマンスリーマンション、そしてホテルに自由に住み替えが可能なサービスです。

家具や家電、WiFiなど、必要なものが揃っているので、引越しで用意するのは、スーツケースひとつだけ。敷金・礼金などの初期費用もありません。

goodroom が運営するマンスリーマンションにプラスして、全国47都道府県800施設以上のホテルが利用可能。

毎月自由に住む部屋を変えられて、リーズナブルに好きな街に住む。そんな賃貸より身軽な暮らし方を実践してみませんか?

三宅  

 

織田諒

織田諒

編集アシスタント。写真も動画も撮るのが好き。愛機はFujifilm。革のものと古いものが好き。論文を漁り回るのが趣味。

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