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「片道1時間半の実家暮らし」をやめて始めた「一人暮らし」。新卒1年目、自立と充実のリアルな生活とは?

軽やかに暮らす人 Vol.49

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「片道1時間半の実家暮らし」をやめて始めた「一人暮らし」。新卒1年目、自立と充実のリアルな生活とは?

「一人暮らしに憧れるけど、費用や生活が不安……」そう思う人も多いはず。社会人1年目のNさんは、思い切って実家を出て暮らし始めました。半年経った今、その暮らしぶりや本音を語ります。

text : Asako Sakurai 写真提供:Nさん

「早く実家を出て、自立したかったんです。まだ道半ばですが、今はとにかく自分の城が持てて満足しています」

そう話すのは、goodroomでマーケティングを担当するNさん。今年の春に入社した新卒社員で、千葉にあるgoodroomオリジナルリノベーション賃貸「TOMOS(トモス)」で暮らし始めて半年ほどになります。

「まだ生活の基盤を作っている途中だから、先のことはあまり考えていない」と語りつつも、自立した暮らしへの誇りと充実感が伝わってきました。

今回は、Nさんのリアルな暮らしぶりや生活費、そして一人暮らしを迷う人へのメッセージを伺いました。

実家と職場の間で。Nさんが一人暮らしをはじめた理由

――今住んでいるお部屋はどんな場所・間取りですか?

千葉県のTOMOSに住んでいます。オフィスがある新橋や渋谷までは電車で30〜40分。実家も千葉なので土地勘もあり、この立地に決めました。

間取りは1K、20㎡弱で家賃は6.6万円。けっして広くはありませんが、バストイレ別で二口コンロ付き、駅から徒歩5分という条件に惹かれました。立地・設備・予算のバランスで選んだ部屋です。

入居したてのころの居室。無垢床が気持ちよさそう!

――ご実家も千葉とのこと。通えそうですが、一人暮らしを選んだ理由はなんだったのでしょう?

実家は千葉の北部で、都心までは電車で1時間半以上。通勤の負担を減らしたくて、早いうちから一人暮らしを考えていました。

それ以上に「自立したい」という思いが大きかったですね。インテリアを好きに揃え、自分で稼いだお金で生活してみたかった。今はようやく「自分の城を持てた」という実感があり、とても充実しています。

友人も驚く、立地とデザインと価格のバランス

――TOMOSの魅力はどんなところですか?

五感で楽しめる部屋だと感じています。入居当初はリノベ-ションしたばかりだったので木の香りがして、夏は無垢床の心地よさを素足で感じました。

明るいバーチ材の床と白を基調にした内装で、シンプルな家具を置くだけでもおしゃれに見えるのもポイントです。

友人が遊びに来ると「この立地と設備でこの価格?」と驚かれることも多いんですよ。

引っ越してからはこのように家具を配置。理想のテーマは、白を基調とした、ホテルライクなお部屋だそう。
お気に入りの家具は、IKEAで購入したデスク。少しサイズは大きいけれど、仕事をするとき、食事をするときに重宝している自分の居場所。

月々の生活費は16.8万円。食費と自炊の課題

――一人暮らしの初期費用はどのくらいでしたか?

約30万円です。

そのうち20万円が次月の家賃や仲介手数料、鍵交換費などの諸経費。残り10万円で冷蔵庫や洗濯機など最低限の家電を揃えました。

引越しは実家の車を使ったので費用はほぼゼロ。服や本以外は、生活しながら少しずつ買い足しています。

――月々の生活費はいくらくらいですか?

・家賃:4.3万円(家賃補助あり/正規は6.6万円)
・食費:6万円
・光熱費:1万円
・通信費:0.5万円(Wi-Fi無料、携帯・サブスク代)
・娯楽費:3〜5万円(服、飲み会、映画、ジムなど)

計16.8万円ほどです。

自炊するつもりで広めのキッチンを選びましたが、平日はコンビニや惣菜に頼りがち。自炊は週末に少しするくらい。

今後はもう少し食費を抑えて、娯楽や貯金に回したいです。

Nさんのお部屋のキッチン。作業スペースもあり、二口コンロ。これからお料理しやすいキッチンにしていくのが目標です。

次に欲しいのはプロジェクター。理想の暮らしに近づくために

――一人暮らしを始めて半年ほど経ちましたが、今の心境はいかがですか?

「親の偉大さを知った」の一言ですね(笑)。家事を自分でやるのも楽しいけれど、洗濯や掃除を後回しにしがちで、親のありがたみを痛感しています。

収納が少なく、工夫が必要なのも一人暮らしならでは。ニトリのボックスで服を整理したり、キッチン下を使いやすく整えたり。小さな改善を重ねて、生活の基盤を作っているところです。

少しずつ使い勝手を良くするように買った、オープンクローゼットの下部に設置した、収納ケース。

――まだ余裕はないかもしれないけれど、今後取り入れたい家具やアイテムはありますか?

テレビを置く余裕がない部屋なので、天井のライティングレールに付けられるモバイルプロジェクター「Nebula Capsule3」が欲しいです。7万円ほどするので検討中ですが(笑)。

それから職場の方々に誕生日に観葉植物をいただいたので、水をあげるのが日課になっています。

今後もそういった「なくてもいいけど、あったら心が豊かになるもの」に投資したいですね。

まずは「お試し」から始める一人暮らしもいい

――Nさんと同じように新卒で、実家を出たいけれど、費用面がネックで一人暮らしに踏み出せない人も多いと思います。

私自身がTOMOSで暮らしているのにおかしな話なのですが……。そんな方には、まずはサウナやワークラウンジがある「goodroom residence」で試してみるのが良いと思います。

新卒で配属先が決まって慌てて部屋を選び、満足できないまま数年過ごす人も多い。でもgoodroom residenceなら短期で利用でき、合わなければ実家に戻ればいいし、気に入ればその街で改めて部屋を探せます。

月額賃料だけ見ると高く感じますが、「気軽にやめられる安心感」があるんです。私自身、一人暮らしをして大きく成長できたと実感しています。お金も時間も自分で管理し、好きな家具に囲まれて暮らす。その自立した生活を、同世代にもぜひ味わってほしいですね。

自宅周辺のお気に入りのカフェ。こうして好きな場所を、少しずつ見つけていくのも、一人暮らしの醍醐味ですね。

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三宅

 

櫻井朝子

三宅朝子

goodroom journal 編集部所属。ライター、バーのママなど、いろんなことをしています。行ったことのない街に降り立つととにかく興奮する、街歩き大好き人間。センスがないのでおしゃれなインテリア、お部屋に興味津々。趣味は読書、刺繍、季節の手仕事など。詳しいプロフィールはこちら

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