思いを馳せる時間旅行
1LDK(35.35㎡)
二人暮らしをきっかけに見つけたお部屋は、風通しも日当たりも良いリノベーション済みの物件。お互い一人暮らしの頃は十分に楽しめなかった植物やインテリアなどを少しずつ増やしながら楽しまれているお部屋づくりについてお話を伺ってきました。
text & photo : Tsubottlee
YoheyさんとAiさんは二人暮らしをきっかけにお部屋探しをスタート。それぞれが職場に通いやすく、予算とほどよい活気のある街並みを条件に見つけられたのが現在のお部屋でした。
「新築へのこだわりはなく、リノベーションの物件を探していた中で、無垢風フローリングなど今の部屋が理想的で惹かれました。内見で、日当たりがよかったことやリビングと寝室が一体的に使えることが決め手でしたね。」(Yoheyさん)
お部屋の決め手でもあった日当たりの良さを活かして、楽しまれているのが植物。
今回の住まいでの生活に合わせて、その数も一気に増やされていました。
ニーチェアからお部屋を眺めると、既にたくさんの緑に溢れる居心地の良い空間ですが、今後もまだまだその数は増やしていきたいと話すAiさん。
「今は床に置いて飾っているものが多いので、天井から吊るすことで高さも活かしながら楽しめたらと思っています。森のような空間をイメージしながら、もう少しあたたかくなった春の植え替えが楽しみです。」(Aiさん)
YoheyさんとAiさんがお部屋づくりの際に大切にされているのが、家具と植物でナチュラルであたたかな空間を作り出すこと。
物の数の多さも雰囲気やテーマを統一させることで、ごちゃついた感じはなく、まとまりのあるお部屋が出来上がっています。
そんなお部屋でお二人のお気に入りが集まっていると話されていたのが、リビングのディスプレイスペース。
Yoheyさんが長年使ってきた無印良品の棚には、本やアートと合わせて動物の置き物や小物が随時追加されているそう。
思い出は誰かの作品だけでなく、お二人自身の写真としても残されていました。
お部屋の壁にはたくさんのチェキが、デスクにはまだ貼られていない写真も多く重ねられており、お二人がお互いの思い出も一緒の思い出も大切に積み重ねてお部屋を作られている姿が印象的でした。
こだわりのお部屋にご友人を招いて、ホームパーティーをするのも好きだと話すお二人。
お部屋はその都度レイアウトを変えながら、また複数人でも寛げるスペースを作ることでみんなが楽しめるようになっていました。
「来客時に役立っているのが、最大4人座ることが出来るDIYしたベンチです。2人ともお酒が好きで、収集したウイスキーやジン、焼酎をインテリアとしても見せれる収納スペースを考え、作ってみました。」(Yoheyさん)
限られた賃貸の空間でも多様な居場所が考えられていると、普段の生活の上でもお部屋の楽しみ方が広がって良いですね。
この春、二人暮らしも2年目を迎えることで、楽しみ方はまだまだ広がっていきそうなお部屋。SNS上では着々と次のDIYや植物も加わってきており、また時間を空けてその変化を見に、再訪したくなるお部屋でした。
Yoheyさん、Aiさん(@pi_yo___)さんのInstagramアカウントはこちら
https://www.instagram.com/pi_yo___/
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Tsubottlee(つぼとる)
Tsubottlee(つぼとる)
福岡県出身。アメリカはポートランドで写真を始め、京都・東京・福岡を中心に全国へ素敵な住まいと人の物語を記録と記憶に残しながら旅をする写真家。あなたのお住まいにもぜひ。コーヒー、ビール、美味しいご飯があれば、どんな場所でも幸せに暮らせるタイプです。
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