階段の先に、シック
1R(21.11㎡)
コーヒーロースターやコーヒーショップをめぐる旅で購入されてきた豆を使い、一杯のコーヒーを楽しむ時間を大切にする部屋づくり。必要最小限のもので豊かな時間をつくられている、一人暮らしの1LDKを拝見しました。
text : Miha Tamura / photo : @a_ri_____ma
Aさんが一人暮らしをしていらっしゃるのは、35㎡ほどの1LDK。
社会人になってから2回目の引越しだったというAさん。
「今までは1Kに住んでいたんですが、次は寝室とリビングの空間を分けられる1LDKに住みたいと思っていて、一人暮らしなので広すぎず、狭すぎずのこの部屋を見つけました」
玄関を入って、正面にまずカウンターキッチンのあるリビング。
そしてそのお隣に、引き戸で仕切られたベッドルームという間取りです。
休みの日にはお友達とよくキャンプに行かれるAさん。
転勤での引越しが多いこともあり、持ち運びができる家具を買おう、と決めていたそう。
デザイン性が良く、家の中でも外でも使えるスノーピークの家具を愛用されています。
ダイニングテーブル兼デスクとして使われているのはスノーピークのワンアクションテーブル。簡単に折り畳んで持ち運べるテーブルです。
折りたたみできるトレイの上に載せられているのは、蚤の市で見つけたりんご収穫用のかごなんだそう。
そして、一番気に入っているのがこちらの「ニーチェアX」。「以前は椅子もスノーピークのものを持っていたんですが、知り合いの家でニーチェアXに座ってみたら座り心地が全然違うことに驚きました。座り心地にこだわって角度なども計算されていると教えてもらって納得して。歳をとってもずっと使っていこうと思い、購入しました」
そして、お部屋に敷かれている2枚の手織りのラグは、お母様からもらったものなのだそう。「柄物は置かないようにしていたんですが、母にもらってまず1枚敷いてみたら、結構しっくりきて。もう1枚もらって、気に入って使っています」
家に帰ってきたら、まずコーヒーを淹れて、窓際のニーチェアXに座ってゆっくり楽しむのが、一日の中で一番ほっとする時間だというAさん。「コーヒーを飲む時間を生活の一部としてすごく大切にしているので、ニーチェアXを選んだのもそうですし、この時間を楽しむことを中心に考えて部屋をつくっています」
椅子に座ったとき目に入ってくる場所には、アメリカに旅行した際に撮った写真をまとめた写真集。飾られているポスターやチラシなども、旅先のものが多いそう。写真集の隣に置かれている瓶は、アメリカのコーヒーショップで飲んだコールドブリューの瓶なんだとか。
お友達と旅行に行ったり、キャンプに行ったり、かなりアクティブに動かれているAさん。
「部屋のものはなるべく必要最小限で、働いて、好きなところに行って、したいことが変わったらまたすぐ引越したり、生活スタイルが変えられるようにしています」
コーヒーロースターやコーヒーショップをめぐる旅をされているAさん。コーヒー豆や、お菓子を楽しむ器も、旅先で購入されたものが多いそう。銀の器は、韓国に行った際に現地のD&DEPARTMENT STOREで購入。「コロナ禍になってからは、海外からコーヒー豆を取り寄せたりして、違いを楽しんでいます」
仕事から帰ってきたときの、一杯のコーヒーを楽しむ時間を中心に、部屋をつくられていたAさん。旅先での思い出を大切にしながら、アクティブにいつでも移動できるように考えられているのも素敵で、憧れてしまうライフスタイルでした。
AさんのInstagramアカウントはこちら
https://www.instagram.com/a_ri_____ma/
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田村美葉
田村美葉
グッドルーム・ジャーナル編集部所属。エスカレーターマニアというちょっと変わった肩書きを持っていますが、インテリアやリノベーションが大好きです。goodroon journal の取材を通じて、いつもたくさんのアイディアを教えてもらってます。
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