団地に住んでよかったところと、イマイチだったところ。レトロさをプラスに変える工夫も聞きました
団地暮らしって、ちょっと気になるけど、どんなところがいいの?古い団地で、イマイチなポイントは?気になる団地暮らしの疑問について、UR賃貸住宅にお住いの方の体験談をまとめてみました。…
JR成田駅の西側に広がる成田ニュータウン。東京駅から乗り換えなしで80分。ニュータウンの中心には大型ショッピングモールがあり、公園や緑も豊富なこの街は、休日をのんびり楽しみたい方にぴったりです。郊外だからこそ叶う、新しい暮らし方を始めてみませんか。
text : Miha Tamura / photo : Takuya Kanai / 提供 : UR賃貸住宅
成田ニュータウンは、JR成田駅の西側に開発された大きな街。UR賃貸住宅のいくつかの団地や、企業の社宅、戸建て住宅が建ち並ぶ、静かで落ち着いた住宅街です。空港関係者の方が多く住むのはもちろん、都心に通勤する方のベッドタウンとして発展しています。
ニュータウンとして一気に開発されたこともあり、街の中心には大型のショッピングモールがあり、公園や緑が豊富。街路も広々と整備されているため、特にご家族には安心して暮らせそうな環境です。
そして郊外エリアで特に気になるのは、都心へのアクセスですよね。
成田ニュータウンからは、JR成田駅、京成成田駅の2駅が利用でき、JR総武線直通の快速電車に乗れば東京駅まで80分。成田駅始発の電車もあるので、時間をうまく合わせれば座わって通勤することもできそう。読書や勉強など「朝活」の時間にちょうどいいかもしれません。
車があれば、周辺にはたくさんのおでかけスポットがあり、休日のプランに困ることもありません。もちろん成田空港までは電車で10分ととても近いです。北海道や沖縄など、LCCで気軽に行けるのは嬉しいポイント。もう少し状況が落ち着いたら旅行も楽しみたいですね。
こちらは、駅から最も近い加良部地区に立地する「成田ニュータウン加良部五丁目」。成田駅から徒歩2〜6分と歩ける範囲にありながら、ご覧の通り、とても緑豊かな環境が広がっているのが魅力です。
「成田ニュータウン加良部五丁目」には、1K〜3DKまで様々な間取りタイプがあるので、一人暮らしの方〜ご家族まで、幅広い世代が暮らしています。
50㎡前後の3Kで4万円台、55㎡前後の3DKで5万円台という家賃も、成田ニュータウンの魅力です。
どんなお部屋なのか、成田駅からバスで7分、「成田ニュータウン橋賀台」の3DKを内覧してきました。
こちらが、55㎡3DKのお部屋。和室が3部屋+ダイニング・キッチンという間取りです。
ダイニング・キッチンのお隣は6畳の和室。襖を全て取り外せば、広々のLDKとしても使えます。
和室ですが、建具等が白で統一されていてナチュラルでニュートラルな雰囲気なので、和の家具も洋の家具もどちらも合わせやすそうです。ロータイプのソファを置いたり、ちゃぶ台を囲んでみたり、畳を活かしたインテリアを楽しんでみたいですね。
襖を閉じても広々としているので、来客時のゲストルームとしてなど、いろんな形でフレキシブルに使えそうです。
こちらは北側にある6畳の和室。
収納が広々としていて、こちらのお部屋はベッドルームに良さそうです。
そして南側にもう1部屋、3畳の和室。ご家族ならお子さんの部屋にぴったり。一人〜二人暮らしの方なら、ワークスペースにしたり、ウォークインクローゼット風に使うこともできそうですね。
このお部屋にも、クローゼットにできそうな収納がしっかりとついています。
気になる水まわりの設備。お風呂はタイルばりの浴室で、窓が大きく明るい!浴槽も新しくて大きいものがついていました。
独立洗面台もしっかり設置されています。古い建物でも、水回りが清潔で使いやすいと安心ですね。
UR賃貸住宅ならではの白いキッチン。収納力もたっぷりあります。
ベランダからの眺めはこちら。住棟の間が広くとられているので、空も広く、光もたくさん入ってきますよ。
つづいて、敷地内をちょっと歩いてみます。団地の入り口からそれぞれの住棟まで、ほぼ車が通らない道を歩いていけるのは、小さなお子さんのいるご家族には嬉しいポイントになりそうです。
敷地内には緑も、楽しく遊べそうなプレイロットも豊富です。
各住棟のすぐ目の前に駐車場が設けられているのもいいところですね。
団地の入り口から住棟まで、緑が多くゆったりと歩ける街路が続いているのはとても安心できました。また、保育園や幼稚園、小学校も隣接しているので、お子さんがいらっしゃるご家族には嬉しいポイントがたくさん揃っています。
もうひとつ、成田ニュータウン橋賀台の嬉しいポイントは、成田唯一の百貨店「ボンベルタ成田」が徒歩圏内なこと。
スーパーや100円ショップ、食料品、飲食店に、化粧品やファッションブランドなど、およそ150店舗が入ります。ボウリング場やフィットネスジムもあり、休日にはここで1日すごせそうですね。
そのすぐ近くには、成田市立図書館も。
成田ニュータウン内には、公園もたくさんあります。こちらはボンベルタ成田の向かい側にある「赤坂公園」。
他にも、陸上競技場や野球場、プールのある「中台運動公園」、グラウンドやアスレチックがある「公津の杜公園」など、徒歩や自転車で行けそうなエリアにたくさんの遊び場があって、子どもたちにとってきっと、楽しい時間を過ごす場所になるはず。
また、近隣にはカーシェアリングのサービスもあり、車に乗ればコストコや大型ホームセンターも近く、少し足を伸ばせば「千葉県立房総のむら」、「酒々井プレミアム・アウトレット」、「坂田ヶ池総合公園キャンプ場」など、さらにおでかけの選択肢が広がります。
東京から少し離れた、郊外ニュータウンでの暮らし。
実際に訪れてみると、ふだんの生活から休日の楽しみまで、都心とはまた違った新しい暮らし方の想像が膨らみました。ここで暮らせば、自然と新しい趣味にチャレンジしたり、知らなかった場所に出かけてみたくなりそう。
家賃は抑えて、そのぶん、たくさんの体験にお金と時間を使う。そんな暮らし方を、成田ニュータウンで始めてみませんか。
田村美葉
田村美葉
グッドルーム・ジャーナル編集部所属。インテリアやリノベーションが大好きです。goodroon journal の取材を通じて、いつもたくさんのアイディアを教えてもらってます。