楽しみ方は十人十色。ホテル暮らしの食生活をのぞいてみた
goodroomジャーナルでは、これまで20人近くのホテルパスユーザーの皆様に、ホテル暮らしの様子についてインタビューしてきました。取材させていただいた皆様それぞれの「ホテル暮らし」は、まさに十人十色。 今回は、これまでのインタビューを振り返りながら、ホテルパスユーザーの実際の「食生活」を覗いてみようと思います。みなさんはどのように、ホテル暮らしの中で食事を楽しんでいるのでしょうか?…
goodroomホテルパスの利用者50名に、アンケートを実施して回答を紹介する連載です。今回のテーマは、ホテル暮らしを快適にするために、経験者の方が実際に行っている「工夫」について。どんな習慣をするようになったか?、賃貸暮らしと違うことなどについて聞いてみました。
text : ASAKO SAKURAI
“暮らし方革命のパスポート”をコンセプトに始まった、goodroomサブスくらし。サービス開始から1年が経ち、ますます注目度が高まっています。
けれど、まだまだホテル暮らしについて不安や疑問を感じている方も多いはず。そこで「goodroomサブスくらし」は、SNSを活用してホテル暮らしについて気になっている質問を募集することに。その結果をもとに、実際にサブスくらしを利用してホテル暮らしを体験してくださっている、50名にアンケートを行いました。
今回ご紹介するのは、ホテル暮らしを快適にするために、利用者の方が実際に行っている「工夫」について。ホテル暮らしって「自分の部屋」という感覚がないから、落ち着かなそう……。なんて思っている方も多いのでは?
経験者のリアルな声を聞いてみました!
一番多かった意見は、「荷物を極力増やさない」「服以外の荷物は置かない」「まめに整理整頓する」などでした。
ホテルの部屋の広さは、賃貸物件のワンルームなどと比較すると、コンパクトな場合も多いです。そのためできるだけ荷物を少なくする工夫をすることで、常に整理整頓でき、リラックスできるのだそう。中には「使わない備品は下げてもらっている」と設備をカスタマイズしている方も……!
また「多少お金がかかっても、頼めることは全部ホテルに頼んでしまう」という意見も。例えば有料で良質な枕をレンタルする、タオルの交換頻度を上げてもらう、などでしょうか。
モノを増やさない分、誰かや何かにサポートしてもらう仕組みに変更してしまう方も多いようです。
続いて多かったのは、クッションやマグカップ、枕、シャンプー、入浴剤など、「愛用しているアイテムをホテルに持ち込んでいる」という声でした。
またアロマオイルやフレグランスなどの「香り」のアイテムを積極的に取り入れて、嗅覚から快適な生活につながる工夫をしている方もいらっしゃいました。
続いて興味深いと感じた回答は、「できるだけ外に出るようにしている」という工夫。
たとえばこんな回答がありました。
・サブスくらしでは約一か月単位でホテルを変えます。常に新たな滞在先を探すことで、刺激的な日々が過ごせます。
・休みの日や仕事の合間に、ホテル周辺を散策したり、観光したりして楽しんでいます。
・部屋に留まり過ぎず、あえてコワーキングスペースなどで仕事をして、新しい景色を見るようにしてマンネリを防ぐようにしています。
「旅するように暮らす」ことができるのは、ホテル暮らしの醍醐味の一つ。新たな発見の連続が快適だと感じる方は、意外とホテル暮らしが合っている人なのかもしれません。
またホテル暮らしを快適にするために、新たに心がけるようになった「習慣」を教えてくださった方も。ホテル暮らしならではのTIPSやヒントがちりばめられていたので、ぜひ参考にしてみてください!
・突っ張り棒やS字フックを自分で買って、部屋を便利に使うようにしています。
・室内で仕事をすることが多いので、可能な限り「日当たりが良い部屋」をリクエストしています!
・空調音が気になるときは、ノイズキャンセリングイヤホンをつけて寝るようにしています。
・フロントの方、清掃の方など、ホテルスタッフへの挨拶をするようにしています。長期滞在になるので、顔を覚えていただけるようになり、安心して過ごせるようになりました。
・夜になるとすることがないので、早寝早起きなど、規則正しい生活をするようになりました。リラックスできることはもちろんのこと、体調も良くなったように感じます。
続いて質問したのは、ホテル暮らしと以前の暮らし方を比較して、リラックス具合に違いはあったか?という質問。こんな回答をいただきました。
ご紹介したい回答がたくさんあったので、一気にご紹介します!
・これまでお風呂が狭い部屋に住んでいたので、大浴場付きのホテルで暮らしたときは快適でした!
・グレードの高いホテルほど、生活感が出にくくなるので、ストレスが溜まりにくい気がします。
・ほとんどのホテルはベッドの質が良いので、その分睡眠の質が格段に良くなった気がする。
・掃除や洗濯、ゴミ出しが不要で時間が増え、しかも部屋が常にキレイで清潔。これだけで十分リラックスできています。
・「〇曜日なので、ゴミを出さなきゃ!」「掃除をしなきゃ!」と考えるストレスがなくなりました。
・荷物の受け取りもホテルの方が全部してくれるので、不在票のやり取りがなくなり快適です。
・常に誰かが近くにいてくださるので、安心感があります。
・一人の時間が好きなので、ホテル暮らしのほうがリラックスできる気がする
・家族の目がなくなったので、気楽になりました。
・隣人に気を遣わなくて良いこと、または隣人の音に悩まされなくなったこと。大抵の人は次の日には変わるので。
・シェアハウスと比べて、人との交流がなくなり自尊感情が薄れたと感じることはあるものの、ホテルの空間やサポートのおかげで、リラックスはできている。
快適に暮らす工夫を教えてくださった反面、やはり気になると感じることもあるのだそう。
・やはり床に座ったり、寝転んだり。そういうことも好きなので、ホテルでは床で過ごせないのが残念です。
・自炊がしづらいのは、不自由さを感じることがあります。
・以前は田舎の方で暮らしていたので、都心のホテルにいると、自然環境から得られる癒しは減ってしまったように感じます。
・清掃はありがたいものの、毎回整理整頓をするのが、億劫でした。
*
さまざまな回答を伺うことができた、今回のアンケート結果。
うれしかったのは「快適にするための工夫を考えなくても、快適です」と回答してくださった方が、思いのほか多かったということ。
今回の結果をご覧いただき、少しでもホテル暮らしの一端が垣間見えたらうれしいです。
今後も利用者アンケートの結果をもとに、みなさまからいただいた質問に答えていきます。次回のホテルQ&Aコーナーもお楽しみに!
ーーーアンケート調査概要ーーー
回答数:50名
回答者:10代~40代の男女
実施日:2021年7月19日
種別:複数回答可
ーーーーーーーーーーーーーーー
いただいた質問に、 goodroom スタッフがお答えします。
下記フォームより、お気軽におしらせください。
▼新しく追加されたホテル情報など、最新情報をほぼ毎日更新中!
櫻井朝子
三宅朝子
goodroom journal 編集部所属。ライター、バーのママなど、いろんなことをしています。行ったことのない街に降り立つととにかく興奮する、街歩き大好き人間。センスがないのでおしゃれなインテリア、お部屋に興味津々。趣味は読書、刺繍、季節の手仕事など。