思いを馳せる時間旅行
1LDK(35.35㎡)
天井の高い開放的なリビング。たくさんの植物と、旅の思い出のアイテムに囲まれた、ご夫婦二人暮らしのインテリアを拝見しました。
text : Miha Tamura / photo : @204_apartment
ご夫婦ともにデザイナーとして活躍されている、Apartment 204さん。
2019年にロンドンから帰国され、選ばれたのは、仕切りの一切ない60㎡のメゾネットのお部屋。
「日本に帰ってきてから部屋探しをしていると、天井が低くて圧迫感があって。この部屋は天井がすごく高いので、広さと抜け感が一番の決め手になりました」
植物が増えていったきっかけは、コウモリランだそう。
「育てやすいし、育ててみるとビジュアル的にもすごく面白く、かっこよくてツボでした。それをきっかけに、いろんな品種を買ってみたり。結婚記念日には一緒に大きな植物を買いに行くということもしています。在宅ワークになってからは、なおさら緑がある部屋が気持ちよく感じています」
海外生活が長いお二人。リビングに飾っているものは、旅先で見つけたものがかなり多いそう。
「お店というより、マーケットや骨董市で出会ったヴィンテージのものが多いです。
パレスチナやイスラエル、旧ソ連の国々を回った時の旅の思い出が並んでいる棚もあります。パレスチナに行った時に買ったバンクシーの作品は、分離壁の破片で、社会的にも色々考えさせられました。そのときの思い出が一緒に強く残っていて、見ることで思い出します」
遊び心や、多様性を楽しむことを大事にしているというお二人。ルールは設けず、自分たちの気に入ったものをおくとだんだんブレずにうまくまとまっていくといいます。
そうやって集められた、ひとつひとつのものが持つストーリーが多様性を感じさせてくれ、グリーンが統一感を出してくれる。
自然と、でも創造的にお二人らしい空間をつくられている、とても印象的なリビングでした。
Apartment 204さんのInstagramアカウントはこちら
https://www.instagram.com/204_apartment/
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田村美葉
田村美葉
グッドルーム・ジャーナル編集部所属。エスカレーターマニアというちょっと変わった肩書きを持っていますが、インテリアやリノベーションが大好きです。goodroon journal の取材を通じて、いつもたくさんのアイディアを教えてもらってます。