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インテリアに植物をとりいれる時に気をつけたい、5つのポイント

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インテリアに植物をとりいれる時に気をつけたい、5つのポイント

インテリアショップでグリーンを買ってきたけど、なんだか最近、元気がない……。そんなお悩み、ありませんか?植物をインテリアに取り入れるときに大切なポイントをまとめました。

text : Miha Tamura from goodroom journal

Q. 植物をすぐに枯らしてしまいます。気をつけるポイントはなんですか?

インテリアに植物をとりいれたいと思うんですが、育て方が悪いのかすぐに枯らしてしまいます。
どんな植物を、どうやって育てたらいいですか?

A. 植物に必要なのは「光・風、そして水」。部屋の中の条件を見直してみて

お部屋の中で育てる観葉植物。実は「水のやりすぎ」で枯らしてしまう方がほとんどです。
植物に必要なのは、水だけではなくて「光・風」も重要なポイント。
なんだか元気がないな?と思ったら、水や肥料をやる前に、お部屋の中での置き場所を見直してみてください。

1. まずは「光」が大事なポイント!ほとんどの植物は、窓際を好みます

耐陰性のある植物をのぞいて、ほとんどの観葉植物は明るい窓際を好みます。
できれば、1日中光をいっぱいに浴びることのできる、南東向きのベランダ、窓際がベスト。
真夏の直射日光や西日があたるような場所の場合にはレースのカーテンなどで調整をしましょう。

人気の多肉植物やサボテンも、日光が大好き。1年を通して、しっかり光を当てて育てると、春には花も咲きます。(このお店はこちら)

人気の多肉植物やサボテンも、日光が大好き。1年を通して、しっかり光を当てて育てると、春には花も咲きます。(「植物好きに人気の専門店『鶴仙園(池袋西武店)』で聞く、 サボテン&多肉植物との上手な付き合い方」より)

ほとんどカーテンを閉め切っている蛍光灯のみのお部屋は「日陰」、光が届かないトイレやお風呂、玄関など白熱球のみのお部屋は「暗い日陰」の環境になります。
「日陰」の場所では、耐陰性のあるモンステラやポトスなどを選ぶと良いでしょう。
「暗い日陰」の場所は、植物にとってはかなり厳しい環境となります。グリーンを置きたい場合は、フェイクグリーンや枝モノなどを取り入れるといいですね。

「日当たりも風通しも気にしない。『Brown.』のフェイクグリーンで、手軽にお部屋を彩ろう」より

最近のフェイクグリーンは種類が本当にたくさんあるので、選ぶ楽しさもありますよ。「日当たりも風通しも気にしない。『Brown.』のフェイクグリーンで、手軽にお部屋を彩ろう」より

ドウダンツツジやスモークツリーは、枝モノでも数週間は保ち、部屋の雰囲気を一気に華やいだものにしてくれる優れもの。

ドウダンツツジやスモークツリーは、枝モノでも数週間は保ち、部屋の雰囲気を一気に華やいだものにしてくれる優れもの。(「お手本になるテクニックがいっぱい!Katsuraさんの1LDK」より)

2. 植物は呼吸しています。「風通し」の良さにも気をつかって

光合成をする時に必要なものは、光と二酸化炭素。
光は十分にあっても、閉め切った部屋では植物は徐々に弱っていきます。
毎日、換気を十分にすることができる場所に置き、部屋の隅などに置くときはサーキュレーターを用意して空気が循環するように気をつかいましょう。

毎日、状態を気にかけてあげることが、植物を育てるにあたっては一番大切

毎日、状態を気にかけてあげることが、植物を育てるにあたっては一番大切(「グリーンで最高のもてなしを演出する藍さんのリビング」より)

3. 水やりは、土が乾いてからしっかりと。鉢の「中心」に向かって、下から水が出てくるまでが基本です。

湿気を好む一部の植物以外は、土が常にジメジメとした状態では根が酸素不足に陥り、腐って枯れてしまいます。
水をやるときは、土の表面と鉢の裏側を見て、しっかり乾いていることを確認してからやりましょう。

水をやるときは「たっぷりと」が基本。下の受け皿に水が出てくるまでしっかりと。受け皿に溜まった水はすぐ捨ててください。
注意したいのが、土が乾燥して鉢との間に隙間ができているとき。鉢と土の間に水が回って、中心にしっかり水がやれないことがあります。
鉢の中心を意識して、しっかりと水が行き渡っているか確認しましょう。

根からだけではなく、葉っぱや茎からも水分を取り込みます。時々、霧吹きで水をかけてあげて。(このお部屋はこちら)

根からだけではなく、葉っぱからも水分を取り込みます。時々、葉っぱにも霧吹きで水をかけてあげて。(「緑あふれる大きなリビングで暮らす Atsushi さんにきく「サボテンの愛し方」より)

4. お店から持ち帰ったばかりの植物は、しばらく慣らしてあげてください

光や風通しの環境が変わると、植物はストレスを感じやすくなります。今までの光の強さと変わると、葉が真っ白になってしまう「日焼け」にも注意が必要。
お店から持ち帰ったばかりの時や置き場所を変える時には、光があたるように置いた状態で、遮光ネットか、ティッシュペーパーをかけて上から霧吹きを。そうやって新しい環境に1週間ほど馴らしてあげるようにしましょう。

5. 大きな植物を買うときは「置きたい場所」を写真に撮ってお店に行くと良いです

お部屋の顔となるシンボルツリーのような、大きな植物を買う時には、できるだけ信頼がおけて相談ができるお店で買うと良いです。
小岩にある『ワールドガーデン』では、厳選して集めた植物がずらりと並び、樹形ひとつひとつを確認しながら好みのものを選ぶことができます。
お店に行く時には、前もって「ここに置きたい」と思う場所の写真を撮っていくのがおすすめ。縦に伸ばすか、横に広げるか、どんな風に育てたいのかを相談すれば、その場所にあわせた植物を提案してもらうこともできます。

ひとつひとつ、枝の曲がりや葉っぱのつき方を見比べて、気に入ったのものを選ぶことができます。

ひとつひとつ、枝の曲がりや葉っぱのつき方を見比べて、気に入ったのものを選ぶことができます。(「人生の相棒となる植物と出会う『ワールドガーデン』(東京・小岩)」より)

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田村美葉

田村美葉

ジャーナル編集部所属。エスカレーターマニアというちょっと変わった肩書きを持っていますが、インテリアやリノベーションが大好きです。goodroon journal の取材を通じて、いつもたくさんのアイディアを教えてもらってます。

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