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「ものと暮らす。」Vol.2

CLASKA Gallery & Shop "DO" 和田基樹の

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「ものと暮らす。」Vol.2

部屋には日常生活を豊かにしてくれて、目にするだけで心踊るような雑貨、日用品を置きたいもの。この連載では CLASKA Gallery & Shop "DO" の和田さんが、洋の東西を問わず今の暮らしに合うお気に入りを紹介。きっと、そばに置いておきたい「もの」が見つかるはずです。

METO Wide / raregem

仙台に越してきたばかりの頃、文字通り山のような段ボールの中から探していた2つのバッグがでてきた。

自転車に乗るときを想定して作られたというraregem(レアジェム)のバッグ、METO(メト)である。

レアジェムは西條賢さんが主宰しているデザインレーベルで、小さな金具から家具や住宅、店舗の企画制作まで、活動範囲はジャンルを問わず多岐にわたる。
初めてそのバッグを目にしたとき、男心をくすぐるルックスと、倉敷帆布の素材感、また、ベルトストラップを楽に取り外してメンテナンスできる機能性に一目惚れしてしまった。

ビル建替えに伴い、今年8月に閉店したドー 渋谷パルコ店で働いていた際に購入したのだが、花見の時期に友人と中目黒から池尻大橋まで缶ビール片手に歩き続け、ほろ酔いでレアジェムの実店舗とショールームを兼ねた「Shed That Roared」に立ち寄ったことが今となっては懐かしい。
池尻大橋から徒歩10分、中目黒か渋谷から徒歩20分という絶妙な場所を選んでいるところも、このブランドが好きな理由の一つだ。

このレアジェムのお店のように、慣れ親しんだ東京や神奈川には、いくつもの魅力溢れる街や地域、そしてショップが存在する。
渋谷や新宿、丸の内、銀座、横浜などの主要な場所に限らず、エリアごとに必ず一軒はお気に入りの店が見つかるものだ。

今となっては地方都市の仙台にすっかり馴染んでいる自分も、離れたからこそ改めて感じる東京の魅力。
“都市”の生活にフィットするこのバッグをますます好きになってしまった。

縦27×横36.5×マチ15cm

CLASKA ONLINE SHOP:http://www.claskashop.com/?pid=98915033
CLASKA Gallery & Shop “DO” 各店でも取り扱い中。在庫状況は各店舗にお問い合わせください。

和田基樹 (わだ もとき)

和田基樹 (わだ もとき)

CLASKA Gallery & Shop ”DO” 仙台店 店長。1982年神奈川生まれ。2012年、予備校の職員から心機一転、雑貨業界へ。都内数店舗を経て、現在に至る。大の酒好き。
http://do.claska.com

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