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好きなものを集めてつくる、私だけのワンルーム。8.5畳、一人暮らしのインテリア

私らしく暮らす。賃貸インテリア Vol.408

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好きなものを集めてつくる、私だけのワンルーム。8.5畳、一人暮らしのインテリア

セレクトショップのバイヤーとして働くうっちーさんが暮らすのは、8.5畳のワンルーム。「初めてのワンルームで最初はどうつくればいいかわからなかった」という空間は、旅先で出会ったアイテムや、店頭で選んだ家具たちで、少しずつ今の空間へと磨かれていました。自分らしい選択を重ねてできあがった、シンプルで心地よい一人暮らしの住まいを紹介します。

text & photo : Tsubottle

見た目に惹かれ、使い勝手が助かる玄関収納棚

うっちーさんの物件探しは、職場や出張のことも考えアクセスの良さを重要視していました。
「仕事で出張も多いので、職場や駅に近くて中心地へも歩いて行けるのが良かったですね。」

玄関すぐの棚は「この棚があるから決めたようなものです」と言うほど、特別な場所になっています。
「毎日使うものをさっと置けるし、わざわざ仕舞い込む必要がなくて良いんです。」忙しい日々にぴったりの収納スペースになっています。
空間が単調にならないように、役立っていたのがSEKISAKAのトレー。 「ディスプレイで小物を置いたり、ごはんを食べる時に配膳に使ったり、玄関や、シェルフの上など使うところがたくさんあり、置くもので印象が変わるトレーです。ドロッピング柄もシンプルなものを置いても良し、柄物などおいても良しと合わせやすくお気に入りです。」

「変化を楽しめるスペースがあると気分が上がりますね」とも話し、小物や配置を気分で入れ替えながら、毎日の空間をチューニングしている様子が伺えます。

空間を楽しめるよう、好きなものを重ねていく

窓際に設置されたエアコン配管は、一見、嫌がられてしまいそうな装飾品ですが、うっちーさんはそんな場所も最大限に活用しています。 「ここは空間をじゃましないので、小物を置くのに最適だと思いました。」と語り、芸術作品や陶器をさりげなく飾っています。

幸生窯の陶器「ムッシュ」は、そんな楽しむ気持ちを象徴するアイテムの1つ。「友人の洋服屋に置いてあってずっと欲しかったものでした。サイズ感もちょうどよくて、部屋を見守ってくれています。」
アクセントカラーを加えるのにも小物を有効活用。バランスランプHENGはMoMA限定カラーだそう。 「このライトは、つけていない時も美しく、オブジェにもなるので、お気に入りです。」
「仕組みも不思議でミニマムなデザインが、どこにおいても馴染みます。USBで着くのも良いんです。」
家の中心には、好きなものをまとめて飾れる工業用のスチールシェルフが配置されています。 「もともと工場用ということもあり、無骨な感じが好きです。」
シェルフ内のボックスには日常で着る服を収納。 「普段着る服を入れて収納しており、休みの度に、毎度変更して楽しんでいます。」
「春夏は白シャツやリネンを前面に出して、秋冬はウール素材を手前にするんです」と、季節感も意識しているそうです。
シェルフの上段には、お気に入りのディフューザーや植物も飾っています。「この無骨な棚の上に繊細なものを置くと、バランスが取れていいんですよね」と、組み合わせの妙も楽しまれている様子
部屋の中心には置き畳を取り入れ、ミニ和室のようなスペースをつくっています。「もともと畳のある暮らしに憧れていて、畳の上でゴロゴロする時間が最高なんです」と話します。布団を畳んで、畳の上でくつろぐ時間は、日常の中でも特にリラックスできる瞬間だそうです。

 小さなアイテムひとつひとつの選択から、飾ることで暮らしをより豊かにするように。こだわりのアイテムが空間に立体感を持たせていました。

直感と習慣で作る、気持ちの良いルーティン

物を選ぶときには「現物を見て触って、これだと思ったら買うようにしています」と話すうっちーさん。ネット購入はほとんどせず、旅先で出会ったものを自宅に持ち帰ることが多いそうです。

「旅先でも、何かひとつは連れて帰りたくなるんですよね」と笑いながら語ってくれました。 持ち帰ったものたちは、単なるインテリアではなく、自分だけのストーリーを紡いでいく存在になっています。
毎朝のルーティンはシンプルで、「掃除して、生花の水を替える。それだけでその日の空気が切り替わる感じがして、好きなんです」とのこと。
夜の過ごし方も大切にしています。「仕事から帰ってきたら、まず照明を少し落として、香りを焚いて。自然とリラックスモードに切り替わるんです」と話し、部屋をオン・オフの切り替えに使っていることがわかります。

「次に住むなら、もう少し広いワンルームか、ロフト付きの部屋もいいかな」と、新しい暮らしへの想像も膨らませています。 「広さは欲しいけれど、今のこの部屋みたいに、自分らしく手を加えて育てていける空間がいいですね」と柔らかく笑ううっちーさん。

今ある暮らしに満足しながらも、少しずつアップデートしていく。 そんなうっちーさんの柔らかな姿勢が、この部屋に漂う心地よさの正体なのかもしれません。

うっちーさん(@imucchi71)のInstagramアカウントはこちら
https://www.instagram.com/imucchi71/

リノベーション賃貸「TOMOS(トモス)」って、どんな部屋?

賃貸だと、満足のいくお部屋探しができないと思っていませんか。
TOMOS(トモス)は、賃貸でも心地よく暮らせる、ありそうでなかった「ふつう」のお部屋ブランドです。

ほんものの木でつくられた床は、さらっとした肌ざわりや、ふわっと広がる木のにおいが楽しめます。
また、革ざいふのように、使い込むほどに色合いやツヤが変化していきます。

五感で楽しむ。時間とともに育てる。住めば住むほど、いとおしくなる。

「ふつう」なのに、どこにもない。
ちょっと特別なTOMOSのお部屋に暮らしませんか。

TOMOSのお部屋一覧はこちらから
東京・神奈川・埼玉・千葉大阪・神戸・京都名古屋福岡広島札幌

サウナやワークラウンジのあるシェアレジデンス「goodroom residence」

「goodroom residence」は、1ヶ月単位で契約できる goodroom の マンスリー・シェアレジデンスです。

goodroomがセレクト・造作した家具が揃っているため、新たに購入する必要がありません。一部施設では水回りやキッチンが共有ですが、その分掃除はgoodroomにお任せ!仕事やプライベートに時間を費やせます。

また、広々としたワークラウンジから、サウナやカフェまで、賃貸とは違い共有部が充実しているため、仕事・プライベート共にいろんな過ごし方が実現できます。

賃貸とホテルの中間のような、新しい住まいのサブスク。これまでにない、もっと自由なお部屋探しを始めてみませんか?

 

Tsubottle(つぼとる)

Tsubottle(つぼとる)

福岡県出身。アメリカはポートランドで写真を始め、京都・東京・福岡を中心に全国へ素敵な住まいと人の物語を記録と記憶に残しながら旅をする写真家。あなたのお住まいにもぜひ。コーヒー、ビール、美味しいご飯があれば、どんな場所でも幸せに暮らせるタイプです。
Instagramはこちらホームページはこちら

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