TOMOS サザンカとともに
1K(18.72㎡)
ささやかな心地よさを大切に、コンパクトな空間を自分らしく楽しんでいるのが、飲食店で働くMizukiさんです。お気に入りの場所や小さな工夫には、忙しい日々の中でも“気持ちよく暮らすヒント”がたくさん詰まっていました。
text & photo : Tsubottle
Mizukiさんがこの部屋を選んだ理由のひとつが「窓の外の木々の緑が素敵だったから」。実際に住んでみても、その印象は変わらず、今では窓辺が暮らしの中心的な場所になっています。
「1階なので日当たりは正直よくないけれど、だからこそ照明や小物、色使いで明るさを工夫してます。朝のこの時間が、気持ちの切り替えにもなるんですよね」
静かな朝、香りと緑に包まれて始まる時間は暮らしに欠かせないピースのひとつになっていました。
この部屋の大きな特徴でもあるロフトスペースは、Mizukiさんにとってまさに“自分だけのくつろぎ場所”。上階の空間にはベッドとソファ、そしてお気に入りの本が並び、静かにひとりの時間を楽しむための秘密基地のように整えられています。
決して広くはないロフトだけれど、そこにはMizukiさんの“好き”がぎゅっと詰め込まれています。使い勝手や快適さはもちろん、気分を切り替えられる場所があることで、日々の暮らしに余白が生まれているのかもしれません。
「見た目には余裕のある暮らしに見えてるかもしれませんが、実は全然そんなことなくて(笑)」
と話すMizukiさん。仕事が不規則で、掃除や片付けが苦手な自身にとって、最初は一人暮らしが不安だったといいます。
「『部屋は“自分を最大限表現できる場所”』少し面倒でも部屋を整えることで、自分の心も整うことを知って、少しずつ工夫を重ねてきました。」
「本当はコーヒーが好きでカフェで働いてみたいとか、語学を勉強して留学したいとか、いろんな夢があるんです。でもちょっと臆病な自分もいるから、まずはこの部屋で小さな成功体験を重ねて、自信を繋げていきたい。そのための毎日を地道にこの部屋で送りたいと思っています。」
いつも丁寧じゃなくてもいい、自分らしく整えていく。そんなMizukiさんの暮らしには、リアルでお部屋にも自分自身にも思いやりが詰まっていました。
Mizukiさん(@mizu_room.605)のInstagramアカウントはこちら
https://www.instagram.com/mizu_room.605/
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Tsubottle(つぼとる)
Tsubottle(つぼとる)
福岡県出身。アメリカはポートランドで写真を始め、京都・東京・福岡を中心に全国へ素敵な住まいと人の物語を記録と記憶に残しながら旅をする写真家。あなたのお住まいにもぜひ。コーヒー、ビール、美味しいご飯があれば、どんな場所でも幸せに暮らせるタイプです。
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