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高い家賃を払うのをやめて、旅しながら働いてみた。3年のホテル・コリビング暮らしで感じたこと

私らしく暮らす。 Vol.477

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高い家賃を払うのをやめて、旅しながら働いてみた。3年のホテル・コリビング暮らしで感じたこと

パソコンひとつで、どこでも働ける。サブスくらし利用当時フルリモートのエンジニアであったMinamiさんは、2022年から約3年間、ホテルや goodroom のコリビングレジデンスを転々としてきました。拠点を変えるたびに「ここでよかった」を積み重ねてきたMinamiさんが、旅暮らしで得たものと、これから向かう場所について話を聞かせてもらいました。

text : Asako Sakurai

原点は、オーストラリアのワーホリ。「住む環境って、こんなに大事なんだ」

Minami さんがノマド生活をスタートするにあたって選んだのが「goodroom サブスくらし」。全国にあるホテルや、goodroom のマンスリー・コリビングレジデンス「goodroom residence」に2週間〜1ヶ月単位で住みかえられるサービスです。

Minami さんは、「goodroom サブスくらし」を使って、数ヶ月おきに移動。3年間で約10箇所の拠点を利用されたそう。

――サブスくらしを始めたきっかけを教えてください。

もともとのきっかけは、大学4年生のときにオーストラリアへワーキングホリデーに行ったことです。ボンダイビーチそばのカフェで働きながら、丘の上のシェアハウスに住んでいた4ヶ月間が、とにかく最高でした。

職場も、住む場所も、人も、全部がよかった。「幸福のためには、環境ってこんなに大事なんだ」と、そのとき初めて実感したんです。それからずっと、頭の片隅に「いつか海外を含めたいろんな場所に住んでみたい」という気持ちが消えずにありました。

――でも、すぐには実践しなかったんですよね?

就職してからはエンジニアとしてキャリアを積むことに集中していたので、なかなかその気持ちを実行に移せていませんでした。当時中目黒に4年住んでいたんですが、リモートワークなのに「家とカフェの往復しかしていない」という感覚がじわじわ積もってきたんですよね。家とカフェの往復で、高い家賃を払い続けることは、自分にとって本当に重要なことなのか、と。

退去のタイミングが決まったとき、「今やらないと」と思いました。そしてこの間に自分にフィットする環境を見つけたいと思ったんです。

せっかくノマド生活をするなら、中途半端な年数ではもったいない。最低でも2〜3年はやり切ろうと決めて、始めました。

――不安はありませんでしたか?

めちゃくちゃありました(笑)。当時29〜30歳くらいだったので、「孤独に耐えられるか」とか「結婚できるのかな」とか。でも実際は全然心配いらなかった。行った先に友達がいて、その場所ならではの出会いもあって、むしろ一人でいる時間のほうが少なかったくらいです。

段ボール2箱以外、全部手放した。ミニマリストの荷物

――旅暮らしを始めるにあたって、大変だったことはありますか?

荷物の処分ですね。中目黒の部屋は気に入っていた物件で、部屋にはガチで家具を揃えていたので、抵抗はありましたが、それを全部売ることに。最初は「売るのめんどくさい」と思っていたけれど、メルカリでひとつひとつ出品したら、意外とスムーズに売れていったんです。

最終的に30〜40万円になりました。

中目黒に住んでいたころの賃貸。

――必要なものは段ボール2箱に収めたそうですが、持ち歩いている服は何着くらいでしたか?

全部で10着くらいです。ボトムス2本、トップス5枚、アウター1枚、あとはジム用とパジャマ兼用の服が1枚、くらい。

もともとミニマリスト気質でしたし、シェアハウスや海外暮らしを経験していたので、「荷物を増やさない」という感覚が自然と身についていたんだと思います。

――旅暮らしで「絶対に必要」と思ったものはありますか?

サンダルとサウナハットです(笑)。サウナが好きなので。

サンダルは施設 内での移動に絶対に必要。個室と共用部を行き来するのに、わざわざ靴を履くのが億劫なんですよね。

生活費は約30万円。賃貸暮らしを続けることと天秤にかけた

――実際の生活費について聞かせてください。

月の生活費は30万円ほど。

おおまかな内訳は

・家賃10万円~16万
・食費(外食含む)6万円
・交際費・娯楽費1万円
・交通費1万円
・通信費3千円
・日用品など2万円

ホテルタイプの部屋に泊まるときは、家賃が少し上がりますね。

ホテル暮らしを始める前に、「ずっと賃貸でいるか、サブスくらしにするか」を自分でシミュレーションしたんです。賃貸は敷金礼金、仲介手数料、光熱費と、見えないコストがかかります。それを計算に入れると、思ったよりトントンでいけるな、と感じられたのも、一歩を踏み出せた理由かもしれません。

――普段の食事はどうされていますか?

基本的に自炊派です。自炊といっても、スーパーでレトルトご飯、サラダ、ゆで卵、納豆など調理不要のものを買って帰って部屋で食べることがほとんどでした。

Minamiさんも拠点にされたことのある、「goodroom residence 中浦和」のシェアキッチン。広々としているのが特徴です。

ルーティンをゼロから作り直すのは、意外と大変

――マンスリーで住む生活、不便なこともありますか?

ありますね。

例えば私は日々の暮らしのなかで、ルーティンを決めてしまったほうが暮らしやすいタイプ。

けれど住まいを2週間〜1ヶ月単位で動かすたびに、ルーティンをいちから作り直さないといけないのは大変です。「この場所では何時に食事して、どこのジムに通おう」みたいなことを毎回ゼロから構築するのが、正直しんどいなと思うことはありました。

――それでも続けてきた理由は?

「やってみないとわからない」という気持ちが一番大きかったです。この経験がなかったら、「本当にここでよかったのかな」「もっといい場所があったんじゃないか」とずっと迷い続けていたと思うんですよね。

旅行で数日だけ過ごした場所でも「もっと長くいたかった」と思うことってあるじゃないですか。その「気になる場所」を実際に試せたことが、大きかったです。

拠点を転々とした3年。見えてきた「自分にフィットする場所」

――住み替えをしてきた中で、拠点選びの基準は変わりましたか?

最初の頃は、日本中のホテルを回ることがメインでした。当時、大阪のホテルが10万円を切る時期もあって、コスパ的にもよかったんです。それが、だんだん東京にいる時間が増えてきて、goodroom residence中心になってきた感じです。

物件を選ぶときにまず見るのは立地。都心に1本で行けるかどうか、駅からの徒歩時間は10分以内かどうか。次に家賃(上限は16万円)、それから写真でラウンジの広さと清潔さを確認します。

――ラウンジをよく使うんですか?

ほぼラウンジで仕事していました。それまでは「家で仕事できない人間」だったんですが、goodroom residenceはディスプレイもあって集中できる環境が整っているので、カフェ代もかからなくなりました。

goodroom residence 調布国領」のシェアラウンジ。モニターが常設されているので、仕事がしやすかったのだそう!

――国内外いろいろ旅してきて、「拠点にする街」という視点で言うと、どんな場所が自分にフィットしていると感じましたか?

4つほど基準が見えてきました。

・街と自然のどちらにもアクセスしやすい
・年間通して温暖で、晴天率が高い
・物価が高すぎない
・町と人の雰囲気、空気感がいい

いろいろ巡ってきましたが、シドニーやバリは上記の基準を満たしていて、お気に入りの場所になりました。

3年経って出した答え。もう一度、賃貸に戻るという選択

――3年間のサブスくらしを経て、今はどんな気持ちですか?

だんだんと東京にいる機会が増えてきたこともあり、またパートナーとの同棲を機に、賃貸に戻ることを決めました。でもこれは「サブスくらしが合わなかった」というより、自分にフィットする場所や暮らし方がわかってきたからこそ、次のステップに進める感覚です。

この3年がなかったら、きっとまだ「本当にここでよかったのかな」と迷い続けていたと思います。

賃貸に戻って来たMinamiさん。賃貸ならではの楽しみを味わっている最中です。

――どんな人にサブスくらしを勧めたいですか?

特定の職場に通勤する必要がない人は、100%一度試してほしいですね。せっかくどこでも働けるのに、住む環境を変えずにいるのはもったいない。日常の中に「非日常」が入り込んでくる感覚があって、私にはそれがすごくよかった。

旅行で数日だけ過ごした場所がずっと気になっている、という人には特に。ぜひ試してみてほしいです。

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旅好きのための住まいの選択肢「goodroom サブスくらし」

goodroom サブスくらし」は、全国700の施設から次に住む部屋を選んで、気軽に長期滞在できるホテル・マンスリーのサブスクリプションサービス。

家具・家電が揃っているため、スーツケースひとつで身軽にお引越し。月ごとに違う拠点を選んで暮らせます。

これまでにない、もっと自由な暮らしを始めてみませんか?

家賃4.98万円〜、サウナもラウンジも使い放題

goodroom の マンスリー・コリビングレジデンス「goodroom residence」なら、サウナとラウンジが日常にある暮らしを、身近に自由に楽しめます。

価格も体験も妥協しない、いますぐ入居可能な空室の一覧をまとめましたので、お見逃しなく。

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