団地に住んでよかったところと、イマイチだったところ。レトロさをプラスに変える工夫も聞きました
団地暮らしって、ちょっと気になるけど、どんなところがいいの?古い団地で、イマイチなポイントは?気になる団地暮らしの疑問について、UR賃貸住宅にお住いの方の体験談をまとめてみました。…
「長く、安心して暮らせるいいお部屋」を探している方におすすめしたいのが、UR賃貸住宅のお部屋です。みんなが抱えているお部屋の悩み、実はUR賃貸住宅なら解決できるかもしれません。
では実際に「UR賃貸住宅」を借りるときってどうしたらいいの?実際に見学に行き、気になる疑問を直接お聞きしてきましたよ。
text : Miha Tamura / photo : Takuya Kanai / 提供:UR賃貸住宅
ネットで見つけて、借りてみたい!と思ったお部屋が、「UR賃貸住宅」のお部屋だった!
そんなときにはどうしたらいい?「借りる」立場になりきって、実際の手順をまとめてみました。
ネットで見つけて気になったUR賃貸住宅のお部屋。実際に見学に行くときは、そのお部屋を担当している「UR賃貸ショップ」に問い合わせて、まずは見学の日を決めます。
実は、UR賃貸ショップのハウジングアドバイザーさんの多くは女性なんです。家のことや、お金のことなど、プライベートな相談に、女性が対応してくださるのはやはり安心。特に女性一人暮らしの私にとってはとてもありがたいことだなぁと思いました。電話がジャンジャンかかってきたり、その日のうちの申込をとガツガツ営業されたりすることがないところも、落ち着いてゆっくり部屋探しできるポイントです。
気になっているお部屋以外にも、普通の不動産屋さんと同じように、間取りや設備、広さなどの条件をお伝えすれば、条件に合ったもので空いているお部屋を紹介してもらうことができます。
店舗で見学したいお部屋を絞り込んだら、ハウジングアドバイザーさんと一緒に、その日のうちに見学に行くことができます。これも、一般的な不動産屋さんと同じですね。
「お部屋によって、エアコンの有無など設備が違うので、そこは見学の際にしっかり説明をするようにしています。あとは、ご自身でじっくり自由に見ていただいてますよ」とハウジングアドバイザーさん。
忘れがちな設備の確認。お金に関わることだから、あとで「知らなかった!」とならないようにフォローしてくださるのがありがたいです。
たとえば見たいお部屋がたくさんあって、自分のペースでゆっくり見学をしたいな、という時には、鍵を借りて、自分だけで見に行くこともできます。
あとは営業時間内に鍵を返却するだけでいいので、自由なペースでOK。
引越しシーズンにお部屋探しをしていて、「今日申し込まないと、なくなるかもしれませんよ」と不動産屋さんに急かされたことがある方、多いと思います。実際、人気のあるお部屋ほど他の方に取られてしまうことが多いので、嘘ではないのですが、少し悩む時間もほしい……。
そんな人に、UR賃貸住宅にはとても嬉しい仕組みがあります。1世帯につき1部屋まで、気になるお部屋に「仮申込」ができ、一定期間、お部屋を確保しておくことができるんです。ちょっとクールダウンして考える時間が欲しいときも、この仕組みがあれば安心。
※確保できる期間は、お部屋によって異なります。
私がちょっと気になっていたのが、「UR賃貸住宅って、申込資格があるって聞いたけど、大丈夫なのかしら……?」という点。
お部屋の家賃に応じて、家賃の4倍など一定額以上の月収があることが条件になります。
この点についてお聞きしてみると、
「もし、申込者さん本人の月収では難しい場合でも、たとえば二人で月収を合算したり、フリーランスや自営業など月収を証明することが困難な方は『一時払い制度』を利用するなど、借りるための方法はいろいろあります。仮申し込みまでの時点でヒアリングしながら、気に入ったお部屋をなるべく借りられるように、ご提案をしていますよ」
と頼もしいお答えが。
まずは率直に、ハウジングアドバイザーさんに相談してみるのが良さそうですね。
いよいよ、「この部屋に住むぞ!」と決意を固めたら、今度は「UR営業センター」に足を運びます。こちらは、例えば神奈川県なら横浜、藤沢、港北の3箇所にある大きな店舗(UR賃貸ショップの中にも一部、契約可能な店舗があります)。
入居申込書、住民票、源泉徴収票などの書類を揃えて提出。このあたりも、一般的な賃貸住宅と変わりませんね。ほとんどのお部屋で抽選などもなく、「本申込」の先着順で入居が確定します。
ここでポイントとなるのが、UR賃貸住宅では、保証人が不要で、情報を記入する必要も一切ないということ。ご実家に書類を用意して郵送してもらったり、何かと面倒な手間がひとつ省けて、スピーディー。
普通の賃貸の場合だと、申込をしてから1週間ほど、「入居審査」の結果を待たなくてはいけません。人気の物件で同時審査になって他の方に取られてしまった……また部屋を探し直し……なんていうパターンもあり、ドキドキしますよね。
UR賃貸住宅の場合は、本申込の書類を揃え、申込資格を満たしていれば、そのままその日のうちに契約へと進むことができ、ここでもまたひとつスピーディー。転勤などでお引越しをお急ぎの方にもおすすめできる、大きな利点ですね。
契約時には、初期費用を合わせて用意し、払込を行います。
ここで必要なのは、敷金と日割りの家賃、共益費だけ。礼金も仲介手数料も必要なく、保証金などの項目もありません。普通のお引越しに慣れている方なら「あれ、こんな少なくていいの!?」と驚くかも。
入居当日は、団地内にある管理サービス事務所に立ち寄って、鍵を受け取ります。対応してくださるのは、こちらも女性スタッフの「ゆあ~メイト」さん。入居後も、なにか住まいに関して困りごとがあれば相談に乗っていただける、頼もしい存在です。相談窓口がいつも近くにあるのは安心なポイント。
「UR賃貸住宅」って、抽選があったり借りるまでに時間がかかったり、ちょっと難しそうだな……?なんていうイメージがあった方も、もしかしたらいるのでは。
実際に見学に行ってみると、その手順は普通のお部屋を借りるのとほとんど同じ。しかも、仮申込などの安心な制度や、スピーディーに進む入居手続きなど、もっと嬉しい仕組みがたくさんありました。
部屋探しって、時間も労力もすごくかかるから大変だし面倒……そんな風に思っている人にこそ、ぜひ検討してみてほしいです。