私のためのオアシス
1LDK(45.63㎡)
この春、グッドルームも運営に関わらせていただいたサービスアパートメント、「六本木グランド」がオープンしました。
場所にとらわれず、自由に働く。そんな新しい暮らし方が可能になる、今注目のサービスです。
text : Miha Tamura
サービスアパートメントとは、ホテルと賃貸マンションの利点を併せ持ったスタイルが特徴の施設です。賃貸マンションでは契約期間は2年からが一般的。敷金や礼金などが入居の際に必要となりますが、サービスアパートメントでは1ヶ月からなど、短期滞在が可能な点が一番の特徴。敷金、礼金も不要なことが多いです。
※六本木グランドでは3ヶ月以上の滞在の場合のみ敷金1ヶ月をいただきます
住む場所を1箇所に固定せず、必要な時に必要な場所で働く。そんな風にグローバルに活躍する人々にとっての住まいの新しい選択肢として注目され、日本では六本木などのエリアを中心に広がり始めています。
短期滞在が可能というと、マンスリーマンションも候補に上がりますが、一番違いがあるのは、室内設備のグレードではないでしょうか。
内装もホテルのようにラグジュアリーに整えられ、家具や家電も備え付け。かつ、きちんと料理のできるキッチンも備わっています。暮らし始めたその日から、落ち着いた空間でゆったりくつろげる。それがサービスアパートメントです。
さらに、ホテルと同様にハウスクリーニングやリネン交換のサービスもあるので、面倒な家事は全ておまかせしてしまうことができます。忙しく働いていても、帰ってくればコンディションの整った部屋がある。そんなところも、忙しいビジネスパーソンに選ばれるポイントのひとつです。
六本木グランドは1Kタイプ8室、最上階に60平米近くある1LDKタイプ1室を備えたサービスアパートメント。落ち着いた北欧モダンの内装で統一され、すっきりシンプルでありながら、くつろいで過ごせる空間が特徴です。
海外では主流の家具・家電つきアパートメントというスタイルに、ホテル並みのサービスがプラスされた、サービスアパートメント。
自前の家具・家電は不要。それを運ぶ費用、保管する費用も不要。必要な時に必要なものだけを借りるというスタイルです。
「持たない暮らし」のひとつの形として人生の選択肢に加えてみると、暮らしかた、働きかたの幅を広げることができるかもしれません。
田村美葉
田村美葉
グッドルーム・ジャーナル編集部所属。エスカレーターマニアというちょっと変わった肩書きを持っていますが、インテリアやリノベーションが大好きです。goodroon journal の取材を通じて、いつもたくさんのアイディアを教えてもらってます。役得。