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収納も、見せ方も、自分らしく。松阪卓哉さんの暮らしに馴染む愛用品

あの人の愛用品 Vol.329

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収納も、見せ方も、自分らしく。松阪卓哉さんの暮らしに馴染む愛用品

奈良県の築42年の戸建てを、自分の手で少しずつ育てている松阪卓哉さん。DIYと古道具、そして使い慣れた道具たちが心地よく混ざり合う住まいで、日々の生活に寄り添う「愛用品」を教えてもらいました。

text & photo : Tsubottle

収まりも使い勝手も良い、「無印良品 ポリプロピレン・小物収納ケース」

社会人になるタイミングで一人暮らしを始めるか、空き家となっていた実家に住むかを選べた松阪さん。当時、家賃がかからず自由に手を加えられる実家を選んだことが、この住まいでの暮らしの出発点となりました。

以来、数年かけてDIYで空間を整えてきた松阪さんにとって、暮らしやすさと心地よさの両立は大きなテーマ。その中で出会い、重宝しているのが無印良品の収納ケースです。
壁面収納にぴたりと収まった、無印良品の引き出し式ストッカー。松阪さんがDIYで造作した壁の中に組み込まれ、衣類や日用品から食品ストックまでをすっきりとしまっています。
「この引き出しのいいところは、サイズが規格化されていて入れ替えがしやすいこと。収納したいモノに合わせて柔軟に変えられるので、いまの暮らしにも自然にフィットしています」

キッチンで使われているものには、お米の米櫃として使っているものも。使い勝手の多様性を感じる収納になっていました。

無印良品 ポリプロピレン・小物収納ケース

スペースに合わせて使い方自在な「IDEE MONO TABLE」

ダイニングの一角にそっと置かれた、IDEEのスチール製マガジンラック。松阪さんの暮らしの中では、本を立てるという機能以上の役割を果たしています。

「本体ブックスタンドですが、我が家では、使う場所に合わせて使い方を変えています。ダイニングでは炊飯器置きに、レシピ本を立てておいたり、水のストックを置いていたりと使い勝手が良いです。」
「書斎では、ポストカードや印象的だったパンフレットを飾ることもあります。マガジンラックっていうより、“気になるもの一時保管箱”みたいな感じです」
「書斎では、ポストカードや印象的だったパンフレットを飾ることもあります。マガジンラックっていうより、“気になるもの一時保管箱”みたいな感じです」

サンルームでは、植物置きに、ディスプレイの高低差が生まれ、緑が溢れる美しい空間を演出してくれていました。
飾るというより、スペースやシーンに合わせて、一緒に暮らしているような温度感を感じる相棒的アイテムとなっていました。

IDEE MONO TABLE

書斎を照らす照明「LUMINA ダフィーネ」

グレーに塗装された2階の書斎で、松阪さんが読書や趣味の時間を過ごすときに欠かせないのが、イタリアの照明ブランド「ルミナベッラ(LUMINA)」による『ダフィーネ』というデスクライトです。 「繊細なフレームと、光の当たり方がすごくきれいで、必要な高さにぴたりと調整できるのも気に入っています」

「自分の部屋には、主張しすぎないけど、どこかで目に留まる“静かなアイテム”が必要なんです。これを点けると、空間が少し引き締まる感じがします」
「道具としての使いやすさと、操作する楽しさの両方があってこそ、自分の暮らしに馴染む気がしますね。」

LUMINA ダフィーネ

住まいが変わっても愛せるエンツォ・マーリのDIYシリーズ

木材と設計図だけで完成する、イタリアのデザイナー・エンツォ・マーリによるDIYシリーズ。松阪さんはこの家具の考え方に強く惹かれて、自宅の棚や作業机を自作しています。

「精密につくり込まれた家具も好きだけど、自分で“これでいいか”って決めながら作る家具も好きなんです。多少ズレてても、使っていくと馴染んでくるから不思議です」
最近では次に住む家も見据えて、「持ち運びやすさ」や「再組み立てのしやすさ」も意識して設計しているそう。 「家具って、つくったあとが始まり。暮らしの中でアップデートしながら付き合っていくものだと思ってます」
このシリーズを通じて、“暮らしは完成させるものではなく、手をかけながら育てていくもの”という考え方が、より深く自分の中に根づいたと松阪さんは話します。
「今の家は実家なので制限もあったけれど、次はもっと理想に近い場所で、またゼロから家具を作っていきたいです」

手を動かしながら、自分たちらしい暮らしをつくっていく。道具にも、住まいにも、「作る」という選択肢を持ち込むことで、暮らしはもっと自由になる。そんなふうに、これからの住まいへのまなざしも、静かに動き出しているようでした。

松阪さん(@takuya_matsusaka)のInstagramアカウントはこちら
https://www.instagram.com/takuya_matsusaka/

リノベーション賃貸「TOMOS(トモス)」って、どんな部屋?

賃貸だと、満足のいくお部屋探しができないと思っていませんか。
TOMOS(トモス)は、賃貸でも心地よく暮らせる、ありそうでなかった「ふつう」のお部屋ブランドです。

ほんものの木でつくられた床は、さらっとした肌ざわりや、ふわっと広がる木のにおいが楽しめます。
また、革ざいふのように、使い込むほどに色合いやツヤが変化していきます。

五感で楽しむ。時間とともに育てる。住めば住むほど、いとおしくなる。

「ふつう」なのに、どこにもない。
ちょっと特別なTOMOSのお部屋に暮らしませんか。

TOMOSのお部屋一覧はこちらから
東京・神奈川・埼玉・千葉大阪・神戸・京都名古屋福岡広島札幌

サウナやカフェ併設のコワーキングスペース!サブスクで利用できる「goodroom lounge」

「“その人らしい”働き方とビジネスの成長を応援するワークラウンジ」をコンセプトとする、goodroom lounge。

月額18,800円(税込)で東京・大阪・福岡 20拠点の goodroom lounge がいつでもどこでも使い放題になるプランをご用意しています。

サウナに入り放題の施設や、カフェを併設した施設も。その日の営業先に応じて拠点を使い分けたり、場所を変えることでリフレッシュして仕事ができたり。“その人らしい”働き方の実現をサポートします。

 

Tsubottle(つぼとる)

Tsubottle(つぼとる)

福岡県出身。アメリカはポートランドで写真を始め、京都・東京・福岡を中心に全国へ素敵な住まいと人の物語を記録と記憶に残しながら旅をする写真家。あなたのお住まいにもぜひ。コーヒー、ビール、美味しいご飯があれば、どんな場所でも幸せに暮らせるタイプです。
Instagramはこちらホームページはこちら

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